認知症plus 若年性認知症**日本看護協会出版会/山川みやえ/繁信和恵/長瀬亜岐/竹屋泰/9784818023987**

販売価格
2,860円(税込み)
多職種協働で取り組む生活支援
編著
山川みやえ/繁信和恵/長瀬亜岐/竹屋泰
出版社
日本看護協会出版会
分野
 
看護学一般

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書籍版 販売期間
2022/03/25~
JANコード
9784818023987
商品コード
9784818023987
発行 2022年3月
サイズ B5 / 176p
ISBN 978-4-8180-2398-7
遅れる診断、周囲の無理解、失職、介護者が背負う多大な負担……。本人と家族を生活者の視点から支える看護職の役割や多職種協働の実際を、9つの事例検証を通して解説。

【目次】
第1章 若年性認知症をとりまく実情
1 若年性認知症の実態 老年期の認知症とどう違うのか
2 若年性認知症の診断・治療と必要な支援
3 若年性認知症者の包括的支援体制とその実情 繁信 和恵
4 若年性認知症者の家族・支援者に行った訪問調査から

第2章 それぞれの生活のかたちを支える(多職種ディスカッション)
case 01 病気を受け止められないまま、ジョブコーチを導入して会社の仕事を継続した。
case 02 激しい脱抑制がみられたが、20代のため誰も認知症を疑わず、診断まで長期間を要した。
case 03 自営業のため、仕事の不調を通して症状の出現に気づく者が周囲にいなかった。
case 04 病気が進行するなかで、妻との間に「夫婦としての隔たり」ができてしまった。
case 05 現実を直視できない妻に寄り添い、職場との調整や社会資源の活用を支援した。
case 06 小学生の子どもたちに、父親の認知症について病状説明をした。
case 07 診断時からケアチームの支援が得られず、娘が仕事をしながら介護を担ってきた。
case 08 独り暮らしの生活を支えるために、診断直後から訪問看護師が活躍した。
case 09 高齢の両親が「自分たちだけで介護を担わなければ」と思いつめていた。

第3章 若年性認知症をもつ人に特有の問題
1 初診後のサポート体制をどう構築するか
2 「働くこと」をどう支えるのか
3 急激に言葉がわからなくなってしまったら
4 さまざまなサービスを日常生活にどう落とし込む
5 不安と孤独を安らぎに変えるピアサポート?外来での気づきから生まれた患者会「ラフラフ」
6 介護保険サービスの利用に抵抗があるとき
7 発症前からの夫婦や親子の関係にどうかかわるか
8 孤立しない・させないためのサポート

〈コラム〉
若年性認知症の診断は難しい?もしも、認知症でなかったとしたら……
もの忘れ外来に訪れる人々?本人と家族たちのエピソード
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