救急外来で診る 精神症状ガイドブック**メディカルサイエンスインターナショナル/上田 剛士/9784815730420**

販売価格
3,740円(税込み)
原著タイトル:Acute Psychiatric Emergencies: A Practical Approach
編著
上田 剛士
出版社
メディカルサイエンスインターナショナル
分野
 
救命・救急医学

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書籍版 販売期間
2022/04/01~
JANコード
9784815730420
商品コード
9784815730420
発行 2022年4月
サイズ A5 / 216p
ISBN 978-4-8157-3042-0
著監訳:上田剛士(洛和会丸太町病院救急・総合診療科 部長)
訳:井本博之 (洛和会音羽病院感染症科)・三浦知晃(京都岡本記念病院腎臓内科 医長)

精神症状に出会ったときの 「これでいいの?」を払拭!

世界的に広く知られている精神科救急に特化した英国発の教育コース「Acute Psychiatric Emergencies(APEx)コース」のテキスト邦訳版。救急医療に携わる医師が現場で困ることの多い精神症状・精神疾患の対応に実践的に使えるよう、日本の現場に則した薬剤選択などの訳注を追加。強制入院、拘束などの法的解釈に関する日本の実情と展望について、専門家によるコラムも収載。救急外来を担うすべての医師に有用。

【目次】
第1章 精神科救急への構造化されたアプローチ
1.1 はじめに
1.2 準備
1.3 救急科スタッフと精神科スタッフの緊密な連携
1.4 コミュニケーション
1.5 同意
1.6 構造化されたアプローチ
1.7 まとめ

第2章 一次統一評価と緊急の精神医学的対応
2.1 はじめに
2.2 準備
2.3 一次評価:統一評価
2.4 一次身体的リスク評価
2.5 一次精神的リスク評価
2.6 統一評価と緊急治療
2.7 迅速な鎮静
2.8 スタッフの安全
2.9 患者本人を中心としたケア.
2.10 法的枠組み
2.11 二次評価
2.12 まとめ

第3章 二次身体的・心理社会的評価
3.1 はじめに
3.2 焦点を絞った身体的な病歴聴取と身体診察
3.3 焦点を絞った会話による心理社会的な病歴聴取
3.4 二次的な心理社会的(精神状態)検査
3.5 まとめ

第4章 自傷患者
4.1 はじめに
4.2 一般原則
4.3 準備
4.4 一次評価:統一評価
4.5 二次評価
4.6 症例
4.7 緊急対応
4.8 自傷行為後の身体的治療の拒否
4.9 まとめ
コラム(川本 哲郎)

第5章 酩酊様の患者
5.1 はじめに
5.2 アルコール中毒の病態生理と測定
5.3 アルコール中毒のスクリーニング
5.4 アルコール中毒(だけ)ではない場合,何を想定するか?
5.5 準備
5.6 一次評価:統一評価
5.7 統一評価と緊急治療
5.8 二次評価
5.9 緊急対応
5.10 診療方針の決定 / ケアの経路の確認
5.11 引き継ぎ
5.12 救急科における簡単な介入
5.13 症例
5.14 まとめ

第6章 奇妙な行動をとる患者
6.1 はじめに
6.2 準備
6.3 一次評価:統一評価
6.4 二次評価
6.5 危機管理
6.6 症例
6.7 まとめ
付録6.1 精神病症状を呈する器質性疾患
付録6.2 薬物やアルコールの乱用に伴う奇妙な行動
付録6.3 よく遭遇する精神病症状

第7章 急性錯乱患者
7.1 はじめに
7.2 急性錯乱状態
7.3 準備
7.4 一次評価:統一評価
7.5 統一評価と緊急治療
7.6 二次評価
7.7 緊急対応
7.8 診療方針の決定
7.9 引き継ぎ
7.10 症例
7.11 まとめ

第8章 攻撃的な患者
8.1 はじめに
8.2 攻撃性と暴力を評価する際の原則
8.3 リスク策定
8.4 潜在的な攻撃性と暴力の管理
8.5 リスクの評価,予防,管理
8.6 症例
8.7 まとめ
付録8.1 迅速な鎮静

第9章 精神科救急医療の法的側面
9.1 はじめに
9.2 意思決定能力を定める
9.3 意思決定能力をもたない患者への対応
9.4 意思決定能力をもつ患者の治療
9.5 同意
9.6 守秘義務
9.7 文書化
9.8 まとめ
コラム

第10章 ヒューマンファクター(人的要因)
10.1 はじめに
10.2 医療過誤の程度
10.3 医療過誤の原因
10.4 ヒューマンエラー
10.5 コミュニケーション
10.6 チームワーク,リーダーシップ,フォロワーシップ
10.7 状況認識
10.8 チームと個人のパフォーマンスの向上
10.9 まとめ

第11章 患者の経験
11.1 はじめに
11.2 患者の経験の側面
11.3 まとめ