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医療従事者のための 評価スケール・予測モデルの考え方・活かし方**金芳堂/奥田 千恵子(横浜薬科大学 客員教授)/9784765319041**

販売価格
3,520円(税込み)
編著
奥田 千恵子(横浜薬科大学 客員教授)
出版社
金芳堂
分野
 
医療統計学

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書籍版 販売期間
2022/06/03~
JANコード
9784765319041
商品コード
9784765319041
発行 2022年6月
サイズ A5 / 186p
ISBN 978-4-7653-1904-1
”痛み”などの定量化・数値化できない、測りたくても測れないものを、どのように扱って診断や予後を予測していくのかを考える。

一見別物に見える「評価スケール」と「予測モデル」だが、どちらも「世界中どこでも通用する厳密に定義された基準がないものを測ること」を共通の目的としている。また両者には、「信頼性」や「妥当性」が厳しく問われる点でも共通している。

現在の医療分野では「評価スケール」や「予測モデル」を数量化の手段として使用し、機器では測れないものを測り、診断や予後を予測している。

本書では、「予測モデル」を従来からの「評価スケール」の進化版と捉え、開発方法、検証方法、日常臨床における利用、臨床研究における統計処理方法などについて解説。1章では主に用語の解説、2~4章では「評価スケール」、5~7章では「予測モデル」、8章では「臨床家が求める予測モデルとはどのようなものか、今後どのような方向に向かうのか」を問題提起した。

また<付録>として、Rの使い方、分散分析と級内相関係数の関係、診断法の有用性の指標、一般化線形モデル、Cox比例ハザード回帰モデル、欠測値の多重補完法についても述べた。

専門分野での「評価スケール」。「予測モデル」の利用の有無にかかわらず、ぜひ全体を通して読んでいただきたい。

?本書で用いたexcel数値例のデータファイルをダウンロードできます。

【目 次】
1.測定とは

2.主観的・経験的評価スケール
2.1 患者による評価
A.痛み
B.不安
C.QOL
2.2 治療者・介護者による評価
A .意識障害の重症度
B.慢性疾患の重症度
C.ADL
2.3 既存の評価スケールの利用方法

3.主観的・経験的評価スケールの開発
3.1 評価スケール開発の手順
3.2 データソース
3.3 質問項目および回答選択肢の作成
3.4 スケールの形成
3.5 スコアリング

4.主観的・経験的評価スケールの検証
4.1 信頼性
4.2 妥当性

5.機器測定データを組み込んだ評価
A.肥満度
B.運動耐容能
C.運動負荷心電図
D.急性疾患の全身重症度

6.予測モデルの開発と検証
6.1 データソース
6.2 欠測値の扱い
6.3 統計モデルの選択
6.4 モデルの性能
6.5 モデルの検証

7.ロジスティック回帰モデル
7.1 ロジスティック回帰モデルの基本
7.2 ロジスティック回帰モデルの構築
7.3 ロジスティック回帰モデルの性能
7.4 その他のモデルの当てはめ

8.予測モデルはどこへ向かうのか
8.1 機能学習モデル
8.2 電子健康記録への統合
8.3 ベッドサイドモデル化
8.4 TRIPOD声明

<付録>
1.Rの使い方
2.分散分析と級内相関係数の関係
3.診断法の有用性の指標
4.一般化線形モデル
5.Cox比例ハザード回帰モデル
6.欠測値の多重補完法