高齢腎不全患者のための 保存的腎臓療法**東京医学社/日本医療研究開発機構(AMED)/9784885637360**

販売価格
5,720円(税込み)
conservative kidney management(CKM)の考え方と実践
編著
日本医療研究開発機構(AMED)
出版社
東京医学社
分野
 
腎臓

数量

販売期間
2022/06/13~
商品コード
9784885637360
発行 2022年6月
判型:A4変型 256頁
ISBN 978-4-88563-736-0
【目 次】
第1章 高齢腎不全患者に対する保存的腎臓療法(CKM)
1.CKMの必要性
2.CKMの国際状況
3.高齢腎不全医療の現状と課題
1)腎臓内科医・透析医療からみた現状と課題
2)緩和ケアからみた現状と課題
4.透析の開始と継続に関する意思決定プロセス

第2章 高齢腎不全患者に対する共同意思決定(SDM)のあり方
1.SDMの考え方
2.カンファレンスの方法―CKMの選択を検討する事例を題材に
3.療法選択―腹膜透析を中心に
4.予後予測:予後予測法の活用
5.SDMの実際
1)「維持透析をやめたい」と患者が言うとき
2)認知機能が低下した患者のための意思決定支援
3)多職種連携によるSDMのあり方―維持透析の終了・看取りの症例を題材に

第3章 高齢腎不全患者に対するCKMのあり方
1.高齢腎不全患者の特徴,臨床像
2.高齢腎不全患者のCKMの概要
3.高齢腎不全患者の全身管理
1)電解質管理
2)水・体液管理,心不全
3)認知症・脳血管疾患
4)サルコペニア,フレイル
5)貧血管理

第4章 緩和ケア
1.緩和ケアの総論
2.緩和ケアのニーズ,アセスメント
3.身体的苦痛の緩和
1)疼痛
2)倦怠感と睡眠障害
3)尿毒症性掻痒症
4)悪心嘔吐
5)レストレスレッグス症候群
6)呼吸困難
7)便秘
8)浮腫
4.精神・心理的苦痛への対応:抑うつ,不安,せん妄など
5.スピリチュアルペインとスピリチュアルケア
6.CKM患者と家族への緩和ケアにおける心理社会的支援
7.家族等への対応
8.ライフスタイルとエンドオブライフケアを考える

第5章 長寿時代の腎不全診療の倫理と法的諸課題
1.エンドオブライフ・ケアの倫理
1)CKMの医療倫理―その人らしく最期まで生きることを支えるための倫理的視点
2)アドバンス・ケア・プランニング―エンドオブライフの意思決定支援
2.臨床倫理コンサルテーション
3.法的諸課題

第6章 多職種連携によるCKM
1.腎臓病療養指導士の役割
2.在宅におけるCKM
1)在宅におけるCKMのあり方
2)高齢腎不全患者における透析見送り/終了,緩和医療の実態
3.看護師の役割

第7章 公的支援,ソーシャルサポート
障害認定制度と医療費助成,介護保険

付録(漫画による導入部分)
1.カンファレンスの方法(2章2対応)
2.「維持透析をやめたい」と患者が言うとき(2章5-1)対応)
3.認知機能が低下した患者のための意思決定支援(2章5-2)対応)
4.多職種連携によるSDMのありかた(2章5-3)対応)