ナーシンググラフィカ 老年看護学 1 高齢者の健康と障害**メディカ出版/978-4-8404-7840-3/9784840478403**

販売価格
3,740円(税込み)
第7版
出版社
メディカ出版
分野
 
看護学一般

数量

販売期間
2023/01/01~
商品コード
9784840478403
発行 2022年12月
判型:B5判 384頁
ISBN 978-4-8404-7840-3

【編 集】
堀内 ふき(佐久大学学長)
諏訪 さゆり(千葉大学大学院 看護学研究院長)
山本 恵子(九州看護福祉大学 看護学科教授)
●現代の高齢者の特徴、社会的位置付け、高齢者にとっての健康やQOLの意義などを、国家試験必須の統計データなどと共に詳しく理解できます。

●高齢者をサポートする法と制度や社会保障について、看護師の役割を絡めてわかりやすく解説しています。

●長期療養施設や在宅などの多様な生活の場における、それぞれの特徴やケアについて、各施設やサービスのAR動 画と併せて、理解を深めることができます。

●高齢者看護の特性や、活用できる看護理論、倫理、アセスメント、高齢者特有のバイタルサインや疾患などについて、ポイントを絞って解説しています。

●健康な高齢者の生活面への支援について、加齢変化のポイントを押さえながら理解することができます。

●高齢者看護実習の基本を、疑似体験の方法なども交えてわかりやすく解説しています。

【目 次】
ARコンテンツ
老年症候群〈アニメーション〉
感覚機能の加齢~青年期と老年期の比較〈動画〉
一人暮らし高齢者への援助〈アニメーション〉
日常生活自立支援事業〈動画〉
地域包括支援センター〈動画〉
高齢者ケアにおけるテクノロジーの活用〈動画〉
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)〈動画〉
認知症対応型共同生活介護〈動画〉
小規模多機能型居宅介護〈動画〉
医療ニーズの高い在宅要介護高齢者のためのサービス〈動画〉
認知症対応型デイサービス(認知症対応型通所介護)〈動画〉
コミュニケーション機能のアセスメント〈動画〉
高齢者の住環境整備〈動画〉
住宅改修の一例〈動画〉
地域における高齢者の社会参加〈動画〉
健康な高齢者との面接〈動画〉
生活内容・健康状態のアセスメント〈動画〉
高齢者疑似体験〈動画〉

・はじめに
・本書の特徴

1 高齢者の理解
1 高齢者とは
1 ライフサイクルからみた高齢者の理解
2 加齢と老化
3 人口の高齢化
4 健康指標からみた高齢者の理解
(1)平均寿命と健康寿命
|1| 世界の高齢化の状況
|2| 日本の健康寿命
(2)有訴者率と通院者率,受療状況
(3)死亡率・死因,死亡場所
|1|高齢者の死因
|2|死亡場所
|3|高齢者の自殺
5 生活視点からみた高齢者の理解
6 エンド・オブ・ライフ・ケアの視点からみた高齢者の理解
2 高齢者の特徴と理解
1 老年期の特徴
(1)老年期の発達課題
(2)喪失体験
2 高齢者の理解
(1)高齢者の多様性
(2)生活史を通じた理解
(3)生活習慣・生活様式の多様性
(4)スピリチュアリティー
3 高齢者にとっての健康
1 高齢者にとっての健康維持・増進の意義
2 老年期の健康とは
3 高齢者の健康の目標
(1)長寿とサクセスフルエイジング
(2)健康寿命の延伸と生活習慣病予防
|1|生活習慣病の運動療法
|2|生活習慣病の食事療法
4 高齢者の健康状態のアセスメント
(1)老化の状態を把握するための問診項目と検査項目
(2)日常生活自立の状態
(3)高齢者総合機能評価(CGA)
(4)国際生活機能分類(ICF)
(5)主観的健康感
5 高齢者の自立を妨げる要因
(1)老年症候群
(2)フレイル
(3)サルコペニア
(4)要介護の原因
(5)運動機能の低下
(6)低栄養
6 介護予防への対応
4 高齢者とQOL
1 高齢者にとってのQOL
(1)サクセスフルエイジングとプロダクティブエイジング
(2)社会活動の推進
2 高齢者のQOLに影響を与えるもの
(1)老年観
(2)高齢者の尊厳と人権擁護
3 高齢者のQOL評価の視点
(1)高齢者に用いられるQOLの指標
4 高齢者の看護場面におけるQOL
(1)健康高齢者への対応
(2)虚弱高齢者への対応
(3)治療の必要な高齢者への対応
(4)要介護高齢者への対応
|1|本人の意思表示・自己決定の支援
(5)終末期にある高齢者への対応
(6)QOLを高める日常生活援助
5 加齢に伴う変化
1 身体機能の生理的変化
(1)循環器系の変化
|1|心臓
|2|血管系
(2)呼吸器系の変化
(3)消化器系の変化
|1|口腔・食道
|2|胃
|3|腸管(小腸・大腸・肛門)
|4|肝臓・胆道・膵臓
(4)腎・泌尿器・生殖器系の変化
|1|腎機能
|2|排尿機能
|3|性機能
(5)感覚器系の変化
|1|視覚
|2|聴覚
|3|嗅覚
|4|味覚
|5|触覚
(6)外皮系の変化
(7)骨・筋・運動系の変化
|1|骨格・関節
(8)内分泌系の変化
(9)免疫系の変化
2 心理・精神機能の変化
(1)老いへの適応
|1|生涯発達の最終段階としての老年期
|2|変化する高齢者の発達観
|3|さまざまな老いの尺度
|4|老いへの適応とは
(2)高齢者の感覚・知覚機能の変化とその影響
(3)高齢者の認知能力の変化
|1|高齢者の知的機能は低下するとは限らない
|2|流動性知能と結晶性知能
|3|記憶の分類と加齢の影響
(4)加齢と人格
(5)高齢者の理解とコミュニケーション
|1|高齢者の理解
|2|感覚機能が低下した高齢者とのコミュニケーション
|3|高齢者の認知機能に合わせたコミュニケーション
|4|認知症高齢者とのコミュニケーション
3 社会的機能の変化
(1)高齢者の生活実態
|1|社会的孤立が懸念される高齢者の実態
|2|困ったときに頼れる人の有無
|3|社会活動への参加・交流の状況
(2)高齢者の生活と社会的活動
(3)高齢者の経済状態
|1|老年期の経済的な暮らし向き
・要介護高齢者の経済的負担

2 高齢者をとりまく社会
1 高齢者の生活と家族
1 高齢者と家族サイクル
(1)家族サイクル
(2)高齢者と家族サイクルの特徴
2 高齢者がいる家族
(1)家族と社会
(2)「家」制度の変化
(3)家族形態の変遷
(4)65歳以上の人がいる世帯の特徴
(5)一人暮らし高齢者の特徴
・高齢者とペット
3 高齢者と家族の関係
(1)高齢者の発達課題と人間関係
(2)家族システムとその再構築
(3)高齢者夫婦の関係
(4)子どもとの関係
(5)孫との関係
4 要介護高齢者と家族
(1)要介護高齢者
(2)要介護高齢者がいる家族
(3)介護者の特徴
(4)高齢者の介護が家族生活に及ぼす影響
(5)介護者の健康や社会生活への影響
(6)家族介護をとりまく社会問題
|1|介護による家族の成長を目指す
|2|家族へのアプローチ
(7)家族システムのアセスメントと支援
|1|家族のアセスメント
|2|多職種,多機関と連携した家族支援
|3|介護家族を支援する場と継続性
2 高齢者が生活する場
1 ライフサイクルに応じた生活の場
2 病気の治療と介護に伴う生活の場
3 継続看護の必要性
3 高齢者を支える制度
1 高齢者を支える制度の全体像
2 医療保険制度
3 高齢者の医療の確保に関する法律に基づく制度
(1)後期高齢者医療制度
(2)特定健康診査・特定保健指導
(3)高額療養費制度
4 介護保険制度
5 公的年金制度
(1)老齢基礎年金
(2)老齢厚生年金
(3)障害年金
(4)遺族年金
6 生活保護制度
7 成年後見制度
(1)法定後見
(2)任意後見
(3)成年後見制度を利用した認知症高齢者の事例
8 日常生活自立支援事業
4 高齢者を支える社会資源
1 社会資源とは何か
(1)社会資源とは
(2)高齢者の生活の場としての社会資源
(3)供給主体からみた社会資源の分類
2 サービスの内容・特徴からみた社会資源の種類
(1)相談サービス
|1|地域包括支援センター
|2|居宅介護支援事業所
(2)訪問サービス
・定期巡回・随時対応型訪問介護看護の利用例
(3)通所サービス
(4)短期入所サービス
(5)看護小規模多機能型居宅介護
(6)福祉用具の貸与・販売
(7)住宅改修
(8)緊急通報システム
(9)特定施設入居者生活介護
3 社会資源を活用するために
(1)ケアマネジメントとは
(2)ケアマネジメントの視点
4 高齢者看護・介護とテクノロジー
(1)高齢者看護・介護におけるロボットやAIの推進
|1|介護ロボット推進に関する政策
(2)高齢者のケアにおけるテクノロジー活用の実際
(3)テクノロジーの開発と活用における看護師の役割
|1|開発段階における看護師の役割
|2|現場での活用における看護師の役割

3 地域包括ケアシステムと多様な生活の場における看護
1 地域包括ケア
1 地域包括ケアシステムとは
(1)地域包括ケアシステムの構想
(2)地域包括ケアシステムの構築
・支援困難事例-認認介護
(3)地域包括ケアシステムにおける「五つの構成要素」
(4)「自助・互助・共助・公助」からみた地域包括ケアシステム
(5)地域共生社会の実現に向けて
2 療養の場の移行期における支援
(1)退院支援,退院調整
(2)継続看護
3 地域包括的視点をもつ看護師へ
2 在宅
1 在宅医療・在宅ケアに関する法的整備
(1)老人保健法の理念
(2)施設ケアから在宅ケアへ
(3)地域包括ケアシステム
2 在宅での療養生活の現状
3 在宅療養を支える看護活動
(1)高齢者の願いや意思を尊重し,意思決定を支援する
(2)高齢者の生活機能と生活リズムをアセスメントし,本人が望む生活の継続を支援する
(3)多様な家族のありようを認め,高齢者だけでなく家族も含めて看護の対象とする
(4)制度,サービスの利用を支援する
(5)地域住民同士の支え合いを促進する
3 介護保険施設
1 介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
(1)介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)の特徴
(2)特別養護老人ホームにおけるケアの実践
(3)特別養護老人ホームにおける看護師の役割
2 介護老人保健施設
(1)介護老人保健施設の特徴
(2)介護老人保健施設におけるケアの実践
(3)介護老人保健施設における看護師の役割
3 介護療養型医療施設(療養病床)
(1)介護療養型医療施設の特徴
(2)介護療養型医療施設におけるケアの実践
(3)介護療養型医療施設における看護師の役割
4 地域密着型サービス
1 グループホーム
(1)グループホームの特徴
|1|グループホームの定義
|2|認知症高齢者グループホーム
(2)認知症高齢者グループホームにおけるケアの実践
|1|ケアの基盤となる「場」
|2|認知症高齢者グループホームにおけるケアの実際
(3)認知症高齢者グループホームにおける看護師の役割
2 小規模多機能型居宅介護
(1)小規模多機能型居宅介護の特徴
(2)小規模多機能型居宅介護におけるケアの実践
|1|高齢者のニーズを把握し,形にしていくケア
|2|地域との交流や暮らしの楽しみを視野に入れたケア
|3|高齢者の状態・状況に合わせた「通い」「訪問」「泊まり」のケア
(3)小規模多機能型居宅介護における看護師の役割
(4)看護小規模多機能型居宅介護
5 デイサービス,デイケア
1 デイサービス,デイケアの位置付け
2 デイサービス,デイケアにおけるケアの実践
(1)デイサービス(通所介護)
|1|デイサービス利用者の特徴
|2|デイサービスの実践
(2)デイケア(通所リハビリテーション)
|1|デイケア利用者の特徴
|2|デイケアの実践
(3)介護予防通所介護
(4)療養通所介護
(5)地域密着型通所介護
(6)認知症対応型デイサービス(認知症対応型通所介護)
3 デイサービス,デイケアにおける看護師の役割

4 高齢者看護の基本
1 高齢者看護の特性
1 看護する者の態度
(1)自尊心を尊重する態度
(2)可能性を信じる態度
(3)生活に着目する態度
(4)高齢者・家族と共にケアを創造する態度
2 高齢者の特性からみた高齢者看護
(1)看護を必要とする高齢者はさまざまな場にいる
(2)健康レベルの変化に伴い必要となる援助が変化する
(3)健康の保持増進を目指す
|1|生活の安全性
|2|老年疾患予防
|3|自立維持
(4)疾患からの回復を促進する
|1|変化の早期発見
|2|日常生活を整える
|3|自立と依存のバランスをとる
|4|潜在する能力を引き出す
|5|運動機能の維持
|6|疾病管理に関する学習支援
|7|治療・療養生活で生じる事故の予防
(5)死を念頭に置いて看護を行う
(6)ケアマネジメントとチームアプローチ
2 高齢者看護に関わる諸理論
1 身体面に関する理論:老化理論
(1)生理的老化と病的老化
(2)老化理論
2 心理社会面に関する理論
(1)自己意識の変化と連続性
|1|老性自覚と社会からの影響
|2|エイジレス・セルフ(年齢を超越する自己)
|3|老年期に共通する心理的な特徴
(2)社会との関わりからみた視点
(3)発達的視点
(4)適応的視点
3 高齢者看護に適用する理論・概念
(1)高齢者のもつ強みや能力を生かす方法論
|1|エンパワメント
|2|ストレングスモデル
(2)援助者と高齢者(援助を受ける側)との関係論
|1|アドボカシー
|2|コンプライアンス,アドヒアランスからコンコーダンスへ
(3)時間的・歴史的視点による方法論
|1|ライフレビュー,ライフヒストリー
|2|ナラティブ・アプローチ
(4)看護理論の活用
|1|ヘンダーソンの看護論(ニード論)
|2|オレムのセルフケア理論
|3|コルカバのコンフォート理論
3 高齢者看護における倫理
1 高齢者の自己決定
(1)本人の意思と家族の意思
(2)真のニーズを知る
(3)解決策の提案と合意
2 高齢者虐待と身体拘束
(1)高齢者虐待
|1|虐待件数と件数の推移
|2|養介護施設従事者等による高齢者虐待
|3|養護者による高齢者虐待
|4|虐待者,相談・通報者の状況および発生要因
|5|看護職として重要なこと
(2)身体拘束
|1|看護職として重要なこと
3 高齢者の自己決定を尊重するために
(1)成年後見制度
(2)事前指示とアドバンス・ケア・プランニング
|1|事前指示(アドバンスディレクティブ)
|2|アドバンス・ケア・プランニング
・リビングウイルの実際例
4 高齢者に対するフィジカルアセスメント
1 高齢者のフィジカルアセスメントの特徴
(1)高齢者の医療面接
(2)高齢者の視診・触診・打診・聴診・身体計測
2 高齢者のバイタルサインの特性
(1)高齢者の血圧
|1|高齢者の血圧の特徴
|2|高齢者の血圧のアセスメント
(2)高齢者の脈拍
|1|高齢者の脈拍の特徴
|2|高齢者の脈拍のアセスメント
(3)高齢者の呼吸
|1|高齢者の呼吸の特徴
|2|高齢者の呼吸のアセスメント
(4)高齢者の体温
|1|高齢者の体温の特徴
|2|高齢者の体温のアセスメント
(5)高齢者の意識障害
|1|高齢者の意識障害の特徴
|2|高齢者の意識障害のアセスメント
3 フィジカルアセスメントとセルフモニタリング支援の視点
4 アセスメントの視点と主なアセスメントツール
(1)科学的介護データベース(CHASE)
|1|バーセルインデックス
|2|認知症行動障害尺度
|3|意欲の指標
(2)高齢者総合機能評価
|1|高齢者総合機能評価簡易版
|2|手段的日常生活動作(IADL)尺度
|3|老年期うつ病評価尺度
(3)基本チェックリスト
(4)JST版活動能力指標
(5)障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準
5 高齢者によくみられる疾患
1 高齢者に起こりやすい疾患の特徴
(1)全体的な特徴
(2)脳神経系
(3)循環器系
(4)呼吸器系
(5)消化器系
(6)腎・電解質代謝
(7)骨・運動器系
(8)感染症
(9)皮膚・感覚器系
|1|視覚障害
|2|聴覚障害
|3|皮膚疾患
2 高齢者に起こりやすい疾患
(1)悪性新生物(がん)
|1|胃癌
|2|大腸癌
|3|肺癌
(2)虚血性心疾患と心不全
|1|狭心症
|2|心筋梗塞
|3|心不全
(3)脳血管疾患,神経系疾患
|1|頭蓋内出血
・脳卒中・循環器病対策基本法
|2|脳梗塞
|3|パーキンソン病
(4)糖尿病,脂質代謝異常
|1|糖尿病
|2|脂質異常症
|3|メタボリックシンドローム
(5)肺炎と慢性閉塞性肺疾患(COPD)
|1|肺炎
|2|慢性閉塞性肺疾患(COPD)
(6)腎・泌尿器系疾患
|1|尿路感染症
|2|前立腺肥大症
(7)骨・運動器系疾患
|1|腰痛
|2|腰部脊柱管狭窄症
|3|変形性膝関節症
(8)薬剤耐性菌感染症
(9)消化器疾患
|1|急性胆道感染症(急性胆嚢炎・急性胆管炎)
|2|イレウス(腸閉塞症)
|3|急性腹症
(10)肝機能障害
|1|肝臓の機能と加齢に伴う変化
|2|肝機能障害のアセスメント
|3|高齢者の肝機能障害の看護と評価
(11)血液疾患
|1|貧血
|2|骨髄腫
|3|播種性血管内凝固症候群(DIC)
3 高齢者の受診行動の特徴
6 高齢者看護におけるチームアプローチ
1 チームアプローチに必要な基礎知識
(1)専門職連携とチームアプローチ
(2)専門職連携実践の目的
(3)専門職連携実践能力の獲得のために専門職が学ぶべきこと
2 高齢者へのチームアプローチに必要な専門職連携実践
(1)チームビルディング
(2)チームでの合意形成のためのカンファレンス
3 高齢者に関わる多様な専門職の理解と協働の実際
(1)専門職と協働するために必要な理解
(2)高齢者ケアにおける協働の実際
7 高齢者のリスクマネジメント
1 リスクマネジメントの要素
2 リスクマネジメントの展開
(1)予防対策
(2)事故対応
(3)事後対応
3 高齢者が暮らす場におけるリスク
(1)高齢者が暮らす場における危機(クライシス)
(2)高齢者がいる施設におけるヒューマンエラー
4 高齢者のリスクマネジメントの根幹はケアの質向上
(1)生活のリスクとセルフケア
(2)高齢者医療のリスクと患者安全
(3)高齢者へのケアのリスクとケアの質向上
5 高齢者が暮らす組織におけるリスクマネジメント活動の要点
(1)関係者(職員)への教育と支援
(2)リスクマネジメント体制の整備
(3)業務基準の明確化による質の確保
(4)利用者および家族,関係者との信頼関係の構築
8 災害時の高齢者看護
1 災害時の高齢者と備えの実態
(1)要配慮者となる高齢者
(2)高齢者施設における備え
(3)在宅高齢者の備え
2 避難所・福祉避難所・仮設住宅における高齢者の生活
(1)避難所での生活
(2)福祉避難所の実態
(3)仮設住宅での生活
|1|応急仮設住宅の概要
|2|仮設住宅完成から1 年ほどの暮らし
|3|1年を過ぎてからの生活
|4|最後まで仮設住宅に暮らした高齢者の声
3 復興後を見据えた支援の方向性
(1)災害サイクルに応じたニーズ把握と支援
(2)高齢者の自立支援に向けた支援
(3)地域に即した支援体制の構築に向けて

5 高齢者のヘルスプロモーション
1 高齢者の健康増進
1 ヘルスプロモーション
2 高齢者の健康増進を支える法律・制度・組織
3 介護予防
4 高齢者を対象とする健康増進プログラムの要点
|1|高齢者が主体的に取り組む準備
|2|健康増進に関わる理論やモデルの活用
|3|高齢者が自分の生活習慣の中にある課題に気付くための支援
|4|高齢者が自分で目標を立てられるような支援
|5|対象者の特性に応じたプログラム
|6|継続のための支援
|7|資源の活用
|8|プログラム終了後
2 生活習慣病予防
1 高齢者の生活習慣病の疫学
2 栄 養
3 運 動
3 転倒予防
1 転倒の疫学
2 転倒の要因
3 転倒予防の方法
4 転倒発生時・転倒後の対応
4 認知症予防
1 認知症の疫学
2 認知症施策
3 認知症の危険因子
4 認知症予防の方法
5 健康増進プログラム参加者の事例 299
1 生活習慣病予防プログラムに参加した前期高齢者の事例
2 介護予防プログラムに参加した後期高齢者の事例

6 生活を支える看護
1 コミュニケーション
1 高齢者の聴覚機能
(1)聴覚機能のアセスメント
(2)セルフケア支援
2 高齢者の視覚機能
(1)視覚機能のアセスメント
(2)セルフケア支援
3 高齢者の精神機能
(1)精神機能とコミュニケーション
(2)精神機能のアセスメントとセルフケア支援
4 高齢者のコミュニケーションを困難にするその他の要因
|1|失語症
|2|構音障害
5 看護とコミュニケーション技術
|1|ユマニチュード?
|2|バリデーション
|3|タクティール?ケア
・AI・ICTを活用したコミュニケーション
2 食生活
1 高齢者にとっての食事の意味
2 食文化(地域による食生活の違い)
3 嗜 好
4 食事を通した交流,共に食べる家族
3 セクシュアリティ
1 性とは
2 加齢に伴う性機能の変化
(1)男性の性機能の変化
(2)女性の性機能の変化
3 高齢者の性の健康
4 高齢者の性行動
(1)性的欲求
(2)性行為
5 高齢者の性に対する成人の考え方
(1)家族からみた高齢者の性
(2)学生が考える高齢者の性
(3)ケアスタッフがもつ高齢者の性のイメージ
6 性的マイノリティの高齢者
(1)性的マイノリティの高齢者が抱える課題
7 高齢者の性への支援
4 住まい
1 自宅における住環境
(1)安全性
|1|入浴事故
|2|転倒
(2)自立支援
(3)尊厳の保持
(4)住み続けることの支援
2 住環境のアセスメントと調整
(1)住まいの場所別にみた住環境のアセスメントの視点
(2)福祉用具の活用と住宅改修
3 施設における住環境
(1)プライバシーの確保
(2)生活の継続性
(3)地域との関係性の保持(社会参加)
5 社会参加
1 アクティブエイジングの時代
2 高齢者と社会参加
(1)社会参加に関するアセスメントの視点
(2)定年による社会的役割の変化
(3)家族の中での高齢者の役割
3 地域における高齢者の社会参加
(1)就業
(2)ボランティア活動
(3)老人クラブ
(4)学習活動
(5)社会活動
4 今後の高齢者の社会参加

7 高齢者理解のための実習
1 健康な高齢者との面接
1 健康高齢者に接する意義
2 訪問面接の方法
(1)在宅高齢者を訪問するにあたって
(2)在宅高齢者の訪問を想定したロールプレイ
(3)面接での質問内容の例
(4)高齢者との面接時の注意点
(5)面接で得られた内容を記録する
(6)グループワークを行う
2 高齢者疑似体験
1 事前学習
2 高齢者疑似体験の留意点
3 疑似体験セット装着の手順
4 高齢者の日常生活の体験
(1)移乗動作や移動動作,排泄動作の体験を通して
(2)食事動作や服薬の体験を通して
(3)清潔動作の体験を通して
(4)更衣・整容の体験を通して
(5)感覚機能の低下の体験を通して(主に視覚と聴覚)
(6)その他
5 高齢者の日常生活の援助のありかたについて考える
6 高齢者の外観の変化の疑似体験
(1)外観の疑似体験の方法
(2)外観の疑似体験後にクラスで発表
(3)情報の共有

◆看護 師国家試験出題基準(令和5年版)対照表