• HOME
  • 保健・助産
  • 保健
  • 標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術 第5版**医学書院/978-4-260-05002-9/9784260050029**

標準保健師講座 2 公衆衛生看護技術 第5版**医学書院/978-4-260-05002-9/9784260050029**

販売価格
3,520円(税込み)
出版社
医学書院
分野
 
保健

数量

販売期間
2023/01/13~
商品コード
9784260050029
発行 2023年1月
判型:B5判 300頁
ISBN 978-4-260-05002-9

執筆:中村 裕美子 / 中谷 久恵 / 神馬 征峰 / 戸ヶ里 泰典 / 蔭山 正子 / 田口 敦子 / 標 美奈子 / 長澤 ゆかり / 真嶋 由貴恵 / 有本 梓 / 牧 千亜紀 / 赤塚 永貴 / 石川 志麻 / 寺西 敬子 / 渡部 月子 / 古川 馨子 / 金子 絵里乃 / 中山 貴美子 / 鳩野 洋子 / 藤本 恵子
◎本巻は、保健師国家試験出題基準(令和5年版)の次の内容に対応しています。

公衆衛生看護学概論(3. 公衆衛生看護の対象)
公衆衛生看護方法論I(1. 対象の理解とアセスメントに基づく支援 2. 保健行動の理解とアセスメントに基づく支援 3. 公衆衛生看護活動における対人支援の基本 4. 公衆衛生看護活動における各支援の特徴と方法 5. 公衆衛生看護活動における各支援の展開と実際)
公衆衛生看護方法論II(3. 地域組織の育成・支援 4. 地区・小地域活動 6. 施策化と地域ケアシステムの構築)◎対人支援、家庭訪問、健康教育、地域組織活動、地域ケアシステムづくりなど、保健師として公衆衛生看護を実践するうえで必要とされる技術について解説します。その活動実践のベースとして必要な各理論についても、学生の理解が深まるように具体的に解説します。

【目 次】
1章 公衆衛生看護における機能と技術
A 公衆衛生看護における機能と技術とはなにか
1.公衆衛生看護に求められる機能と技術の背景
2.公衆衛生看護に求められる機能と技術
3.公衆衛生看護の技術を発展させる能力
4.公衆衛生看護における保健指導
B 地域保健活動
1.地域保健活動の基盤となるもの
2.保健師による地域保健活動の展開

2章 公衆衛生看護における対象の理解
A 公衆衛生看護の対象と健康問題への支援
1.生活者としての個人の理解と支援技法
2.家族を単位とした対象の理解と支援技法
3.グループ・組織の理解と支援技法
4.対象の理解のための地域の健康問題の構造

3章 公衆衛生看護の基盤となる理論
A 保健行動理論と保健指導で活用できる理論
1.行動を取り巻くさまざまな要因
2.保健行動理論を学ぶ意義
3.用語の定義と解釈
4.保健行動理論の基盤――クルト=レヴィンからの学び
5.保健行動理論とモデル
B 保健行動・健康行動を生み出す「力」
1.保健行動・健康行動と「力」
2.ヘルスリテラシー
3.自己効力感
4.首尾一貫感覚とストレスに強い力
C 地域活動の理論・方法論
1.集団レベルの理論・モデル・フレームワーク
2.コミュニティエンパワメント
3.コミュニティオーガニゼーションとコミュニティビルディング
4.コミュニティ開発
5.コミュニティを基盤とする参加型リサーチ(CBPR)
6.コミュニティ-アズ-パートナーモデル
7.プリシード-プロシードモデルとソーシャルマーケティング

4章 対人支援活動の展開
A 対人支援の基本
1.対人支援の目的
2.対人支援を行う際の視点・価値観
3.対人支援の過程と特徴
B 対人支援の技術
1.カウンセリング
2.コーチング
C ケースマネジメント
1.ケースマネジメントの概要
2.対象とその状況を総合的にとらえた支援
3.ケースマネジメントのプロセス
D 健康相談
1.健康相談とは
2.健康相談の方法とその特徴
3.健康相談の種類
4.健康相談の契機
5.健康相談の展開方法
6.支援者の基本姿勢
7.健康相談から地域の活動への展開
8.事例:若年性認知症患者を介護する妻からの健康相談
E 健康診査
1.健康診査とは
2.健康診査の方法
3.健康診査における保健指導の展開
4.健康診査の評価
5.健康診査の実際
F ICTを用いた保健指導
1.保健医療分野における情報化
2.公衆衛生看護における情報通信技術(ICT)の活用
3.ICT利用の注意点
4.公衆衛生看護におけるICT活用事例

5章 家庭訪問による支援の展開
A 家庭訪問における保健指導
1.保健師による家庭訪問とは
2.家庭訪問の対象
3.家庭訪問のプロセス――準備から計画・実施・評価まで
4.家庭訪問において必要な技術と保健師の役割
5.地区活動への反映,事業化,施策化
B 家庭訪問による支援の実際
事例1:新生児期の低出生体重児への初回訪問
事例2:筋萎縮性側索硬化症の療養者・家族への支援
事例3:地域包括支援センター保健師の独居高齢者への訪問
事例4:発達に不安のある子どもへの訪問支援

6章 健康教育の展開
A 地域における健康教育の位置づけ
1.公衆衛生看護における健康教育のパラダイムの変化
2.健康教育の定義
3.健康教育の目的と目標
4.健康教育の対象と場
5.健康教育の展開における理論やモデルの活用
B 健康教育の技術
1.健康教育に求められるもの
2.学習方法の分類
3.学習を支援する方法と教育
4.主体的な学習を促す技術
C 教育媒体(教材)
1.教育媒体(教材)とは
2.健康教育における教材
3.教材の選定
D 健康教育の展開過程
1.健康教育の準備――企画書と指導案の作成
2.健康教育の実施
3.健康教育の評価
4.健康教室終了後の参加者のフォロー
5.自立支援・組織化への支援
E 健康教育の実際
1.企画書を作成する
2.指導案を作成する
3.健康教育を実施する
4.健康教育を評価する
5.健康教育修了後の参加者のフォロー

7章 地域組織活動の展開
A 地域組織活動にかかわる概念
1.公衆衛生看護における地域組織活動
2.地域組織活動の展開
3.地域組織活動における保健師の役割
4.地域組織活動で用いられるおもな概念
B 当事者組織とその支援
1.当事者組織とは
2.当事者組織の機能と種類
3.当事者組織への保健師の支援
C 住民の自立支援と地域組織活動の実際
1.事例:和泉市における住民ボランティア組織の育成と地域づくり
2.解説
D 地域組織活動の歴史
1.明治期の衛生行政と住民の地域組織活動
2.大正~昭和初期の地域組織活動
3.1950年代~1960年代前半の地域組織活動
4.1960年代後半~1970年代の地域組織活動
5.1980年代~1990年代の健康学習と自主的な地域組織活動
6.2000年以降の地域組織活動の展開

8章 地域ケアシステム
A 地域ケアシステムの構築
1.地域ケアシステムの概念
2.地域ケアシステムの構築過程
3.地域ケアシステムの構築に必要な技術
B 地域ケアシステムの評価
1.地域ケアシステムの評価の必要性
2.地域ケアシステムの評価の概要

付録 公衆衛生看護の記録
1.公衆衛生看護の記録とは
2.記録の書き方
3.具体的な記載例
4.情報の取り扱いに関する注意点