感染対策はこわくない!**南江堂/中村 造/: 978-4-524-23058-7/9784524230587**

販売価格
3,630円(税込み)
ICT初心者のための必携対応マニュアル
編著
中村 造
出版社
南江堂
分野
 
感染症・AIDS

数量

販売期間
2023/01/24~
商品コード
9784524230587
発行 2023年1月
判型:A5 248頁
ISBN 978-4-524-23058-7
COVID-19の流行を受け,改めて適切な対応が求められている院内感染対策について,明確な根拠に基づき実施するためのノウハウをベストティーチャー賞受賞の著者がわかりやすく解説.ICT(Infection Control Team)のスタッフとして対応を迫られた際に ,「何を」「いつまでに」「どうやって」しなければならないかを簡潔にまとめた.実例や現場でよく聞かれるQ&Aなどの情報も豊富に盛り込み,エビデンスから現場のリアルまでを学ぶことができる一冊.

【目 次】
序章 感染対策の基礎知識
1 そもそも感染対策はなぜ必要なのか?
2 免疫細胞の基礎知識
3 細菌・ウイルスっていったい何者?
4 スポルディングの分類って何?
5 国内で接種されるワクチンにはどんなものがある?
6 感染対策で参考にできる基礎統計にはどんなものがある?
7 薬剤耐性菌の何が問題なのか?
8 PPE(personal protective equipment,個人防護具)の基本
9 医療廃棄物分類の基本

第Ⅰ章 感染対策の担当になったらまず何をするか
1 手指衛生に使用している製剤の量を計算しよう
2 薬剤耐性菌の数を数えよう
3 抗菌薬の使用量を確認しよう
4 血液培養の提出本数かセット数を確認しよう
5 感染対策の現場を見に行こう

第Ⅱ章 感染対策の基本を押さえたら,次に何をするか
1 陰圧室を見に行こう
2 オペ室を見に行こう
3 透析室を見に行こう
4 基本的なサーベイランスをやろう
5 医療関連感染サーベイランスをやろう

第Ⅲ章 現場の課題をどう解決するか(標準編)
1 手指消毒薬の使用量を増やしたいとき
2 薬剤耐性菌の数を減らしたいとき
3 抗菌薬適正使用の推進活動をしたいとき
4 血液培養の提出本数を増やしたいとき

第Ⅳ章 現場の課題をどう解決するか(実践編)
1 手指衛生の質を改善したいとき
2 アウトブレイクを何とかしたいとき
3 手術部位感染症を減らしたいとき
4 カテーテル関連血流感染症を減らしたいとき
5 カテーテル関連尿路感染症を減らしたいとき
6 人工呼吸器関連肺炎を減らしたいとき

第Ⅴ章 現場の課題をどう解決するか(緊急対応編)
1 COVID-19患者が出たとき
2 結核患者が出たとき
3 レジオネラ肺炎患者が出たとき

索引
綴じ込み付録
抗菌薬スペクトラム表
抗菌薬推奨投与量表