かかりつけ医のための腎臓病診療ブラッシュアップ**金芳堂/前嶋 明人/978-4-7653-1935-5/9784765319355**

販売価格
4,180円(税込み)
編著
前嶋 明人(埼玉医科大学総合医療センター腎・高血圧内科学、血液浄化センター教授)
出版社
金芳堂
分野
 
腎臓

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書籍版 販売期間
2023/02/27~
JANコード
9784765319355
商品コード
9784765319355
発行 2023年2月
判型:A5判 190頁
ISBN 978-4-7653-1935-5
ちょっと待った!その患者さん腎機能低下しています!

日常診療で見落としがちな、患者さんの腎機能の低下を意識せずに行った処方や処置により、腎機能を悪化させてしまったり、急性腎障害(AKI)を発症させてしまうようなケースがあり、専門医にそうした患者がコンサルトされてくる事例がよくみられます。

併せて、高齢者では、潜在的な慢性腎臓病(CKD)がほとんどのため薬剤性障害など起こさないよう注意が必要とされますが、筋肉量が低下しておりeGFR(推定糸球体濾過量)などの検査値に現れる実際の数値も異なり見落とされがちです。

こうした腎機能低下・CKD患者の保存的治療の観点から悪化因子を排除し、腎不全に陥ることを水際で防ぐことができるのは、かかりつけ医・非専門医の役割であると考え、本書では「腎臓の正しい診かた・考え方・専門医に紹介する際のタイミング」など、症例ベースによる解説で適切にナビゲートしています。

【目 次】
1 腎疾患の基礎知識を整理しよう
 慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:CKD)とは?
 腎不全パンデミック
 腎疾患診療と難病対策
 腎不全がどのように進展するかを理解する
 腎機能悪化スピードが疾患によって異なる
 腎臓専門医とかかりつけ医による病診連携の重要性
 医師と薬剤師の連携の重要性
 
2 腎炎(腎疾患)鑑別診断のコツ
 腎炎の診断手順
 腎疾患の診断が難しい理由
 問診で得られる情報とその重要性
 尿所見から得られる情報とその重要性
 外来で行う尿蛋白量の評価法
 
3 腎炎診療ブラッシュアップ
 原発性腎疾患
 続発性腎疾患
 - 続発性腎疾患①:高血圧関連腎障害
 - 続発性腎疾患②:糖尿病性腎症
 - 続発性腎疾患③:膠原病に伴う腎疾患
 - 続発性腎疾患④:血液疾患に伴う腎疾患
 
4 CKD診療ブラッシュアップ
 腎臓の不具合は全身に影響する
 慢性腎不全とはどのような病態?
 尿毒症症状は腎機能がかなり低下しないと出現しない
 腎不全治療の基本的な考え方
 腎疾患に対する治療のゴールは様々です
 慢性腎不全の治療目標「現状維持を目指そう」
 腎臓の仕事量を減らすことが重要
 慢性腎不全の食事療法
 腎性貧血の発症機序
 腎性貧血の治療
 
5 薬剤による腎機能の低下を防ごう
 腎機能を悪化させる因子を把握する
 薬剤による腎障害をなくす
 薬剤による腎障害をなくす
 腎障害を来しやすい薬剤とその発症様式
 薬剤による電解質異常
 薬剤性腎障害を疑ったら何をすべきか?
 薬剤性腎障害を予防するために必要なこと
 腎臓病患者に薬剤投与するときに考えること
 腎機能の正確な評価
 腎機能が低下した患者さんを見逃さない(特に高齢者で重要)
 「サルコペニア」と「フレイル」
 薬剤の排泄経路
 尿中未変化体排泄率
 蛋白結合率
 薬物代謝酵素
 腎機能に応じた薬剤投与量の決定
 
6 腎機能低下例に対して減量・休薬が必要な薬剤一覧
 総論
 NSAIDs
 抗生物質
 経口血糖降下薬
 RAS阻害薬
 高尿酸血症治療薬
 H2受容体拮抗薬
 便秘薬
 骨粗鬆症の薬
 造影剤
 抗ウイルス薬
 抗ヒスタミン薬
 
7 高齢者CKD診療の極意
 人口の高齢化
 高齢者CKDの特徴
 高齢者に多い腎疾患とは?
 高齢者に認めやすい電解質異常
 高齢者で認めるナトリウム異常
 高齢者で認めるカリウム異常
 高齢者で認める高カルシウム血症
 高齢者の血糖コントロール
 高齢CKD患者に対する処方で特に注意すべき薬剤
 高齢者の腎機能評価は慎重に
 高齢者は急性腎障害を併発しやすいので要注意!
 高齢者が急性腎障害を起こしやすい理由
 薬剤性腎障害は高齢者に発症しやすい
 高齢者CKDの治療目標は「現状維持」かつ「悪化させないこと」
 お薬手帳を活用しましょう