薬の使い分けがわかる!ナースのメモ帳**メディカ出版/はっしー/978-4-8404-8205-9/9784840482059**

販売価格
1,980円(税込み)
こんなときはどれを選ぶ?
薬剤師さんと一緒に作った薬のハンドブック
編著
はっしー
出版社
メディカ出版
分野
 
注射・くすり

数量

販売期間
2023/09/04~
商品コード
9784840482059
発行 2023年9月
判型:A5判 224頁
ISBN 978-4-8404-8205-9

著:はっしー / 木元 貴祥

「ナースのメモ帳」待望の書籍化!

総フォロワー数18万人の「ナースのメモ帳」が1冊に! 見開き展開で延べ128薬剤を比較し、場面や患者さんの状態に応じた使い分けがひと目で分かる。ナースがまず知っておきたい情報を、ナース&薬剤師のペアで分かりやすく解説。「なぜ?」が知りたいときにパッと開けるお守りに! 後輩指導にも使える。

看護師に必要な“いま”現場で使われている薬を取り上げ、使い分けのポイントをわかりやすく解説!

見開き展開で、薬の作用はもちろん、副作用や相互作用、基礎的な用法など最低限必要な知識をぎゅっと詰め込んで解説。
復習や後輩指導にも最適!
看護師と薬剤師のペアでまとめているから、病棟での実際に基づいた正確な情報が得られる!
各薬剤の特徴や注意点、薬剤師によるアドバイスも各ページに収載!

【目 次】
・まえがき
・本書の使い方
  
第1章 解熱鎮痛薬
 1.アセトアミノフェン錠とロキソプロフェン錠
   作用部位、安全性、副作用の違い
 2.セレコキシブ錠とジクロフェナク錠
   作用機序が異なるNSAIDs
 3.アセトアミノフェン静注液とフルルビプロフェン静注液
   適応の違い、投与速度や注意点は?
 4.プレガバリンOD錠とミロガバリン錠
   神経痛の治療薬とその注意点
 ●まとめ
  
第2章 オピオイド鎮痛薬
 1.モルヒネ徐放錠とオキシコドン徐放錠
   徐放性の経口オピオイドを比較
 2.フェンタニル貼付薬とヒドロモルフォン徐放錠
   1日1回で管理しやすい薬
 3.ペンタゾシン注射薬とフェンタニル注射薬
   オピオイド部分作動薬は併用注意!
 4.トラマドールOD錠とトラマドール/アセトアミノフェン配合錠
   適応の違いと注意点
 ●番外編(オピオイド鎮痛薬の副作用対策)
  ナロキソン注射薬とナルデメジン錠
   オピオイド拮抗薬の特徴と使い方
 ●まとめ
  
第3章 下剤・便秘薬
 1.センノシド錠と酸化マグネシウム錠
   特徴や違い、作用発現時間の目安
 2.ピコスルファート内用液とラクツロースシロップ
   作用が異なる液体の下剤を比較
  3.ルビプロストンカプセルとエロビキシバット錠
   作用の特徴、投与タイミングの違い
 4.マクロゴール4000配合内用剤とリナクロチド錠
   酸化マグネシウムより安全性が高い薬
 5.グリセリン浣腸と炭酸水素Na・無水リン酸二水素Na坐薬
   速効性のある下剤の特徴
 ●まとめ
  
第4章 睡眠薬
 1.ゾルピデム錠とブロチゾラム錠
   「超短時間型」と「短時間型」の違い
 2.ゾピクロン錠とエスゾピクロン錠
   同じ成分なのに改良された薬
 3.フルニトラゼパム錠とラメルテオン錠
   強力な睡眠薬、生理作用に近い睡眠薬
 4.スボレキサント錠とレンボレキサント錠
   オレキシン受容体拮抗薬を比較
  ●まとめ
  
第5章 保湿剤・褥瘡治療薬
 1.ワセリン軟膏とヘパリン類似物質ローション
   保湿剤の特徴と違い
 2.アズレン軟膏とゲンタマイシン軟膏
   処置でよく使う軟膏の違い
 3.ブロメライン軟膏とスルファジアジン銀クリーム
   壊死組織を除去する薬
 4.ヨウ素軟膏と精製白糖・ポビドンヨード配合軟膏
   殺菌作用と吸水作用に優れた薬
 5.ブクラデシン軟膏とアルプロスタジル軟膏
   肉芽形成を促進させる薬
 ●まとめ
  
第6章 ステロイド薬
 1.プレドニゾロン錠とデキサメタゾン錠
   代表的なステロイド薬を比較
 2.ヒドロコルチゾン注射薬とメチルプレドニゾロン注射薬
   ステロイドカバーとパルス療法
 ●まとめ
  
第7章 カテコラミン・抗不整脈薬
 1.アドレナリン注射薬とノルアドレナリン注射薬
   取り違えに注意! 急変時に使う薬
 2.ドパミン静注液とドブタミン静注液
   強心薬の特徴と違い
 3.アミオダロン注射薬とリドカイン静注液
   心停止時にも使う抗不整脈薬
 ●まとめ
  
第8章 降圧系の循環器薬
 1.アムロジピン錠とニフェジピンCR錠
   代表的なCa拮抗薬を比較
 2.アジルサルタン錠とエナラプリル錠
   ARBとACE阻害薬の違い
 3.カルペリチド注射薬とサクビトリルバルサルタン錠
   代表的な心不全治療薬を比較
 4.ビソプロロール錠とカルベジロール錠
   代表的なβ遮断薬を比較
 5.ベラパミル静注液とランジオロール静注液
   心拍数を下げる薬を比較
 6.ニカルジピン注射薬とジルチアゼム注射薬
   異なる作用を持つCa拮抗薬を比較
 7.ニトログリセリン舌下錠と硝酸イソソルビド錠
   狭心症の「発作時」と「発作予防」に使う薬
 ●まとめ
  
第9章 利尿薬
 1.フロセミド錠とトルバプタンOD錠
   「Na利尿薬」と「水利尿薬」の違い
 2.スピロノラクトン錠とトリクロルメチアジド錠
   「MRA」と「チアジド系利尿薬」の違い
 ●まとめ
  
第10章 糖尿病治療薬
 1.メトホルミン錠とイメグリミン錠
   インスリン抵抗性を改善する薬
 2.シタグリプチン錠とデュラグルチド皮下注射薬
   血糖値に応じてインスリンを分泌させる薬
 3.ボグリボース錠とダパグリフロジン錠
   糖の吸収や排泄を調整する薬
 4.グリメピリド錠とレパグリニド錠
   低血糖に注意する薬
 ●まとめ
  
第11章 インスリン製剤
 1.インスリン アスパルト注射薬とインスリン ヒト注射薬
   「超速効型」と「速効型」の違い
 2.インスリン グラルギン注射薬とインスリン デグルデク注射薬
   持効型インスリン製剤の特徴と違い
 3.インスリン リスプロ混合製剤とインスリン デグルデク/アスパルト配合製剤
   「混合型」と「配合型」の違い
 ●まとめ
  
第12章 消化性潰瘍治療薬
 1.レバミピド錠とファモチジン錠
   「防御因子増強薬」と「攻撃因子減少薬」の違い
 2.オメプラゾール錠とエソメプラゾールカプセル
   H2受容体拮抗薬よりも強力なPPIの特徴
 3.ランソプラゾールOD錠とボノプラザン錠
   PPIの改良版!P-CABってどんな薬?
 ●まとめ
  
第13章 抗血栓薬
 1.アスピリン錠とプラスグレル錠
   代表的な抗血小板薬を比較
 2.ワルファリン錠とエドキサバン錠
   抗凝固薬の違い、DOAC(ドアック)
 3.アルテプラーゼ注射薬とアルガトロバン注射薬
   制限時間がある抗血栓薬の違い
 ●まとめ
  
第14章 静注抗菌薬
 1.セファゾリン注射薬とセフトリアキソン注射薬
   使用頻度が高いセフェム系抗菌薬
 2.スルバクタム/アンピシリン配合薬とタゾバクタム/ピペラシリン配合薬
   合成ペニシリン製剤を比較
 3.メロペネム注射薬とセフメタゾール注射薬
   ESBL産生菌に有効な抗菌薬
 4.レボフロキサシン静注液とバンコマイシン注射薬
   滴下時間に注意が必要な抗菌薬
 ●まとめ
  
第15章 鎮静薬・抗てんかん薬
 1.ミダゾラム注射薬とプロポフォール注射薬
   深い鎮静で使う薬
 2.デクスメデトミジン注射薬とジアゼパム注射薬
   浅い鎮静で使う薬
 3.レベチラセタム錠とバルプロ酸SR錠
   代表的な抗てんかん薬の違い
 ●まとめ
  
第16章 抗精神病薬
 1.ハロペリドール注射薬とクエチアピン錠
   せん妄にも使う抗精神病薬を比較
 2.リスペリドン内用液とアリピプラゾール内用液
   異なる特徴を持つ抗精神病薬を比較
 ●まとめ
  
第17章 抗アレルギー薬
 1.フェキソフェナジン錠とオロパタジン錠
   抗ヒスタミン薬の特徴と違い
 2.レボセチリジン錠とビラスチン錠
   1日1回で強力な効果を発揮する薬
 3.モンテルカスト錠とエピナスチン錠
   「ロイコトリエン」と「ヒスタミン」の違い
 ●まとめ
  
第18章 ツムラ漢方薬
 1.大建中湯と芍薬甘草湯
   消化器疾患で使う薬、こむら返りで使う薬
 2.抑肝散と五苓散
   興奮を抑える薬、水分バランスを整える薬
 ●まとめ
  
・引用・参考文献一覧
・本書に登場する薬剤一覧