ガイドラインに沿った大腸癌薬物療法の要点と盲点 第2版**文光堂/杉原 健一/978-4-8306-2265-6/9784830622656**

販売価格
5,500円(税込み)
Knack & Pitfalls
編著
杉原 健一
出版社
文光堂
分野
 
癌・腫瘍一般

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書籍版 販売期間
2023/11/02~
JANコード
9784830622656
商品コード
9784830622656
発行 2023年11月
判型:B5判 192頁
ISBN 978-4-8306-2265-6

【監 修】
杉原 健一(光仁会第一病院)

【編 集】
島田 安博(高知医療センター腫瘍内科)
山口 研成(がん研究会有明病院 消化器化学療法科)

9年ぶりの大改訂!患者のQOLを考慮した大腸癌薬物療法を実施するコツを臨床視点で解説!!

待ちに待った9年ぶりの大改訂!多くの新規抗がん薬や分子標的治療薬が登場した大腸癌薬物療法.医師はそれぞれのレジメンの治療効果・特性,副作用とその対処法などを十分に理解したうえで,患者のQOLを考慮した最適な治療法・レジメンを提供することが求められる.本書では,ガイドラインに記載の大腸癌薬物療法のレジメンを上手に実施するためのコツや,副作用への対策を臨床の現場で役に立つように解説した

【目 次】
Ⅰ 総論
1.大腸癌薬物療法の目的と治療価値
2.大腸癌治療ガイドライン2022年版アルゴリズムの解説
3.大腸癌薬物療法の治療の継続・変更の基本的考え方

Ⅱ 各種レジメンの実際
1.FOLFOX+BEV療法,FOLFIRI+BEV療法,CapeOX+BEV療法,SOX+BEV療法
2.FOLFOX+CET/PANI療法,FOLFIRI+CET/PANI療法
One Point Advice 右側,左側原発部位での分子標的治療薬の使用
3.FOLFOXIRI+BEV療法
One Point Advice 術後補助化学療法としてFOLFOX/CapeOX療法施行後の再発症例の治療
One Point Advice 切除不能肝限局転移に対する治療方針
One Point Advice 腹膜転移症例の治療方針
One Point Advice 肝転移切除後の術後補助化学療法は行うべきか─推奨する立場で─
One Point Advice 肝転移切除後の術後補助化学療法は行うべきか─推奨しない立場で─
4.sLV5FU2+BEV療法,Cape+BEV療法
5.レゴラフェニブ(REG)単独療法
6.IRIS+BEV療法,CapeIRI+BEV療法
7.イリノテカン抵抗性に対するIRI+CET/PANI療法
8.FTD/TPI単独療法,FTD/TPI+BEV併用療法
9.BRAF V600E 遺伝子変異陽性大腸癌の二次治療:ENCO+CET療法,ENCO+BINI+CET療法
10.MSI-Hや特定の遺伝子異常をもつ大腸癌に対する治療
11.高齢者の全身化学療法
One Point Advice メンテナンス療法の意義
One Point Advice 大腸癌における抗EGFR抗体薬リチャレンジのエビデンス
One Point Advice 遺伝性大腸癌診療に必要な病診連携
One Point Advice 地方の化学療法を取り巻く現状と実践

Ⅲ 副作用マネジメント
1.白血球減少・好中球減少,血小板減少
2.悪心・嘔吐
3.口腔粘膜炎
4.下痢
5.皮膚障害
6.末梢神経障害
One Point Advice がんゲノム医療について
One Point Advice 腫瘍関連の深部静脈血栓症(DVT)─担がん患者における静脈血栓塞栓症(VTE)の特徴:わが国のレジストリーデータから─
7.アレルギー反応
8.インフュージョンリアクション
9.薬剤性肺障害炎
10.低マグネシウム血症
11.蛋白尿
One Point Advice shared decision makingとは─インフォームド・コンセントとの違い─
One Point Advice がん患者への「悪い知らせ(bad news)」の伝え方