新時代のヒトの代謝**MEDSi/木南 凌/978-4-8157-3092-5/9784815730925**

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4,950円(税込み)
遺伝子から健康づくりまで
編著
木南 凌(新潟大学 名誉教授)
出版社
メディカルサイエンスインターナショナル
分野
 
生化学

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特集
新刊
書籍版 販売期間
2023/12/09~
JANコード
9784815730925
商品コード
9784815730925
発行 2023年12月
判型:B5変 288頁
ISBN 978-4-8157-3092-5

代謝の全体像がすらすら読める
代謝学は変わった!


生化学と分子生物学の最新知識を融合し、現代的な視点でアップデートした新時代の代謝学の参考書。代謝の反応とシグナル伝達や遺伝子発現、エピジェネティクスがどのように結びつくのか、また代謝の時間制御や臓器相関、病気や運動、栄養、老化における役割を豊富な図でわかりやすく解説。エネルギー代謝の生化学的基礎から身近な代謝生理学まで、代謝の全体像が平易な文章ですらすら読める。生化学の授業の参考書のみならず、代謝を学び直したい研究者・医師にも役立つ。

【目 次】
Part 1 代謝の基礎
第1章 栄養素とエネルキ?ー代謝
  代謝の化学反応は生体内て?調整されている
  エネルギー代謝と時間
   エネルギーの供給と消費には時間的ズレがある
   代謝は異化(酸化)と同化(還元)の2種類の反応からなる
  3つのマクロ栄養素:炭水化物,脂肪,タンパク質
  エネルギー代謝の流れ
   エネルギーの“利用”に適する? “貯蔵”に適する?
   エネルギー貯蔵体はどの組織にどれくらい存在するか
   異化には何段階もの過程が含まれる
   エネルギー代謝の流れを整理してみよう
   ATPはどのように産生されるか
   細胞内のATP量は常に感知され,調節されている
   ミトコンドリアで起こる酸化的リン酸化

第2章 栄養素の分解と合成
  炭水化物,脂肪,タンハ?ク質
  炭水化物の代謝
   ク?ルコースか?主役て?ある
   細胞内に入ったク?ルコースはリン酸化される
   ク?ルコース分解の最初の段階:解糖系
   クエン酸回路とその調節機構
   NAD+の働きと NAD+不足の解消
   糖新生(ク?ルコース合成)
   ク?リコーケ?ン代謝
   ヘ?ントースリン酸回路
  脂肪(脂質)の代謝
   脂肪酸と脂肪(トリアシルク?リセロール)か?主役
   脂肪の分解:TAG から脂肪酸,アシル CoA,β酸化へ
   脂肪酸の合成:TAG として脂肪組織に貯蔵される
   脂肪酸代謝とケトン体の合成
  アミノ酸の代謝
   栄養素としてのアミノ酸
   アミノ酸代謝の概要
   尿素回路:窒素が尿中に排出される
   アミノ酸の炭素骨格の代謝の概略

第3章 代謝の調節 (1)
  酵素,輸送体,遺伝子発現による調節
  酵素による代謝調節
   代謝か?と?のように調節されているかを知る意義
   酵素は 7 種類に分類される
   酵素は化学反応の進む方向と速度を調節する
   1 つの酵素の活性変化か?多段階の代謝過程にと?う影響するか
   酵素タンパク質の構造変化による活性調節:アロステリック調節
   酵素タンハ?ク質の修飾による活性調節:リン酸基,メチル基,アセチルによる修飾
  代謝物質の細胞膜通過性とその調節
   ク?ルコースの輸送体
   アミノ酸の輸送体
   脂肪酸,コレステロールの輸送
   水を含めた極性のある低分子の輸送
  遺伝子発現による調節:細胞レヘ?ルて?の代謝調節
   遺伝子発現機構の概略
   酵素の発現を組織特異的に調節する仕組み
酵素や輸送体の量の変化による代謝調節(1) 代謝産物か?転写因子に働きかけて遺伝子発現を調節
酵素や代謝物質の量の変化による代謝調節(2) 代謝産物か?クロマチンを修飾して遺伝子発現を調節

第4章 代謝の調節 (2)
  ホルモンによる調節とその生理的役割
  ホルモンは情報交換システムの基盤の 1 つて?ある
   ホルモンと神経系が情報を伝達する
   エネルキ?ーの取り込みや貯蔵,消費の切り替えを調節
  代謝調節に関与するホルモン
   と?んなホルモンか?あるか
   インスリン:血糖値か?高くなると分泌される
   インスリン:同化作用を促進する働きをする
   ク?ルカコ?ンはインスリンとは逆の作用を行う
   アト?レナリンの分泌とその働き
   その他のホルモンの分泌と代謝

第5章 ホルモンか?働く仕組み
  受容体とシク?ナル伝達機構
  ホルモンとシク?ナル伝達カスケート?
   ホルモン受容体の種類と活性化機構
   インスリン受容体とシク?ナル伝達
   アドレナリン受容体とシグナル伝達
   甲状腺ホルモン受容体とク?ルココルチコイト?受容体

Part 2 生体内の代謝生理学
第6章 消化管と肝臓の働き
  消化・吸収を行う消化管と代謝センターとして働く肝臓
  消化管て?の栄養素の消化と吸収
   消化管て?の炭水化物の消化と吸収
   腸管て?のタンハ?ク質の消化とアミノ酸の吸収
   腸管での脂肪の消化と吸収
  肝臓での栄養素の代謝
   肝臓て?のク?ルコースの代謝
   肝臓て?の脂肪酸の代謝
   肝臓て?のアミノ酸の代謝

第7章 代謝の時間経過と臓器相関
  生体内て?エネルキ?ー代謝は動的に変化する

  臓器間て?の代謝物質の受け渡しを一覧しよう
  生体の代謝は 1 日のうちにと?のように変化するか
   ク?ルコースと遊離脂肪酸の血中濃度の変化
  生体内て?の炭水化物の代謝と時間経過
   夜間から朝食前まて?:貯蔵された栄養素か?消費される
   朝食後:消費から貯蔵への転換か?起こる
  生体内て?の脂肪の代謝と時間経過
   夜間から朝食前まて?:脂肪か?分解される
   食事をとった後の脂肪の代謝
   生体内て?のアミノ酸の代謝と時間経過
   ク?ルコースと脂肪酸は栄養素として補完的て?あり, 競争的関係にある

第8章 多様な器官や細胞て?の代謝
  脂肪組織,筋肉,脳,増殖細胞の特徴
  脂肪組織とエネルキ?ー代謝
   白色脂肪細胞て?の代謝
   褐色脂肪細胞とヘ?ーシ?ュ脂肪細胞て?の代謝
  筋肉細胞て?のエネルキ?ー代謝
   骨格筋には 3 種類の筋細胞(筋繊維) か?ある
   骨格筋細胞て?の代謝
   心筋細胞での代謝
  脳,腎臓て?の代謝
  活発に細胞分裂を行う細胞て?の代謝
   増殖細胞て?は異化と同化の両方の経路か?活発化している

第9章 タンハ?ク質の合成と分解
  合成と分解のハ?ランスの調整と個々のアミノ酸の利用状況
  タンハ?ク質の代謝回転は速い
   摂取されたタンハ?ク質の運命
  必要時にはタンハ?ク質か?エネルキ?ー源となる
   タンハ?ク質分解の場て?あるリソソームとフ?ロテアソーム
   オートファシ?ー:リソソームて?の細胞内不要タンハ?ク質の分解
   ユヒ?キチン-フ?ロテアソーム:タンハ?ク質の選択的な分解
  さまさ?まなアミノ酸の調節
   肝臓て?のアミノ酸の代謝と選択
   分枝鎖アミノ酸の代謝
   筋肉から放出されるアラニンの代謝
   活発に分裂する細胞て?のク?ルタミンの代謝

Part 3 健康・運動・長寿
第10章 栄養摂取量の制限

  代謝や寿命にと?のような効果か?あるか
  カロリーやタンハ?ク質の摂取制限の影響を知る
   と?の程度まて?の摂取制限か?効果的か
   体内て?カロリーやタンハ?ク質量を感知し対応するシステム
   AMPK:エネルキ?ー不足によって活性化される
   PGC-1α:ミトコント?リア代謝のマスター制御因子
   mTORC1:エネルキ?ーレヘ?ルを感知し, 同化と異化のハ?ランスをとる
   サーチュイン:エネルキ?ー産生を増加させる
   IGF-I:タンハ?ク質合成を促進する
   FGF21:エネルキ?ーレヘ?ルの低下に対応して さまさ?まに作用する

第11章 代謝に必要な酸素供給
  筋肉へ酸素供給する呼吸器系と心血管系
  筋肉なと?の末梢組織への酸素供給
   肺換気による酸素の血液中への取り込み
   血流による酸素の運搬と筋肉への供給
   末梢組織の細胞内て?の酸素の捕捉(ミトコント?リアて?の消費)
   酸素不足時の細胞応答
   酸素濃度の変化を感知する HIF-1

第12章 エネルキ?ー量と熱量の測定
  酸素消費量て?代替する
  エネルキ?ー消費量はと?のように測定するか
   エネルキ?ー消費量=熱量て?ある
   呼吸商から炭水化物と脂肪の代謝量の比を推定する
   エネルキ?ー消費量とカロリー単位
   基礎代謝率は安静時のエネルキ?ー消費率
   運動によるエネルキ?ー消費量を測定する

第13章 有酸素運動と無酸素運動
  筋肉へのエネルキ?ー供給システム
  筋肉へのエネルキ?ー供給システム
   無酸素系のATP供給システム
   有酸素系エネルキ?ー供給へのシフト
  ATP 供給におけるク?ルコースと脂肪酸の競合
   有酸素運動時の筋細胞へのク?ルコースの取り込みと代謝
   有酸素運動時の脂肪酸の消費
   運動時にみられる脂肪酸消費の低下

第14章 適切な運動と健康増進
  と?のような運動トレーニンク?か?効果的か
  運動の種類とトレーニンク?の効果
   持久性トレーニンク?とレシ?スタンストレーニンク?の効用
   運動トレーニンク?の内容と選択
  生理学的およひ?生化学的因子の働き
   運動トレーニンク?の生理学的影響
   運動トレーニングの生化学的影響
   マラソン選手の運動時にみられるク?リコーケ?ン消費
   運動効果と細胞内シク?ナル伝達系

第15章 飢餓状態の代謝応答
  低栄養か?体に及ほ?す影響を知る
  低栄養状態を理解する
   絶食時のク?ルコースの代謝
   絶食時の脂肪の代謝:主要なエネルキ?ー源は脂肪て?ある
   飢餓に適応する時期の代謝:ク?ルコース消費か?抑制される
   さまさ?まなホルモンによる飢餓への対応
  低栄養の評価方法とそれへの対応
   どのような評価方法があるか
   低栄養への対応の仕方
   サルコヘ?ニアの予防とそのためのタンハ?ク質の摂取

第16章 病的ストレスと代謝応答
  感染,外傷,か?んにより変化する代謝
  敗血症て?起こる代謝の変化
   負の免疫応答か?重症化すると敗血症になる
   高血糖とインスリン抵抗性か?生し?る
   ヒ?ルヒ?ン酸の過剰とミトコント?リアの機能低下か?起こる
   脂肪酸およひ?アミノ酸の血中濃度か?上昇する
   好気的解糖により高乳酸血症か?もたらされる
  外傷て?起こる代謝の変化
   重度の外傷や手術後の生体応答
   病原体感染と物理的損傷にみられる類似点と相違点
  がんで起こる代謝の変化
   か?ん患者にみられる痩せとサルコヘ?ニア
   細胞分裂か?盛んなか?ん細胞て?の代謝

第17章 脂質代謝の異常
脂質を運ぶリポタンパク質の働き
  リポタンパク質から脂質異常症を理解する
   脂質異常症の遺伝要因と環境要因
   脂質はリホ?タンハ?ク質となって血中を運は?れる
   遺伝性か?高いまれな脂質異常症
   脂質異常症の治療管理

第18章 肥満とエネルキ?ー平衡
  肥満の病態を理解する
  肥満の病態
   肥満の原因と現代社会:1日4 kcalす?つ食へ?過き?ている
   肥満の評価法:BMI た?けて?はない
   肥満がもたらす疾患や症候群:脂肪組織が影響する
   肥満の人はエネルキ?ー摂取量た?けて?なく消費量も大きい
   肥満者の脂肪組織の病態:慢性炎症か?引き起こされる
   さまさ?まな組織て?慢性炎症か?起こり,代謝記憶か?生し?る
  肥満に影響するさまざまな要因
   概日リズムと肥満
   食欲に影響するホルモン
   肥満に影響する遺伝要因:エネルキ?ー代謝系の関与は小さい

第19章 糖代謝の異常
  糖尿病の代謝異常,遺伝要因, エピジェネティック効果
  1 型糖尿病と 2 型糖尿病
   1 型糖尿病にみられる代謝異常
   2 型糖尿病にみられる代謝異常
   糖尿病はク?ルコースた?けの代謝異常て?はない
  遺伝要因やエヒ?シ?ェネティック効果の影響
   糖尿病の遺伝要因:リスク遺伝子による素因
   代謝記憶とエヒ?シ?ェネティック効果