PT・OT・STのためのリハビリテーション薬剤**医歯薬出版/吉村 芳弘/978-4-263-21887-7/9784263218877**

販売価格
4,620円(税込み)
生活機能をより高める“リハ薬剤”
編著
吉村 芳弘
出版社
医歯薬出版
分野
 
リハビリテーション技術

数量

特集
新刊
販売期間
2024/02/28~
商品コード
9784263218877
発行 2024年2月
判型:B5判 244頁
ISBN 978-4-263-21887-7

編集代表:吉村 芳弘
編集協力:若林 秀隆
編著:松本 彩加

さあ,今日から“リハ薬剤”をはじめよう!

●疾患やサルコペニアによる生活機能低下のリスクが高い高齢患者が増加する昨今,多職種でリハ環境の薬剤管理に取り組めば,リハビリテーションのアウトカムを向上し,生活機能をより高めることが可能になる.

●本書は医師や薬剤師に限らず,PT・OT・STをはじめとするスタッフが知っておくべき薬剤管理について,各領域の第一人者が解説.多職種でリハビリテーションにおける薬剤管理に取り組むきっかけとして最適な一冊.

【目 次】
はじめに

第1章 リハビリテーション薬剤総論
 (1)リハビリテーションと薬剤管理のキホン
 (2)リハビリテーション薬剤に必要な薬理学・薬剤の基礎
 (3)リハビリテーション薬剤とリハビリテーション栄養
 (4)多剤内服(ポリファーマシー)
 (5)潜在的不適切処方

第2章 リハビリテーションでよく遭遇する症状・症候と薬剤
 (1)ふらつき・転倒
 (2)パーキンソン症状
 (3)せん妄
 (4)食欲低下
 (5)口腔乾燥症
 (6)摂食嚥下障害
 (7)意識障害・認知機能障害
 (8)体重減少をきたす薬剤と食事制限併用時の留意点~リハ栄養との連携

第3章 リハビリテーションでよく処方される薬剤とその副作用
 (1)抗精神病薬
 (2)睡眠薬
 (3)抗パーキンソン病薬
 (4)NSAIDs
 (5)抗てんかん薬
 (6)ヒスタミン受容体拮抗薬
 (7)漢方薬

第4章 リハビリテーションにおける疾患・病態に応じた薬剤管理
 (1)脳卒中
 (2)心不全
 (3)運動器疾患
 (4)代謝性疾患
 (5)サルコペニア・フレイル
 (6)COPD
 (7)生活動作(食事,排泄,睡眠)

第5章 リハビリテーションのセッティング別の薬剤管理
 (1)急性期病院
 (2)回復期リハビリテーション病棟
 (3)在宅

PT・OT・STの読者へ
  自己判定表を活用してDIPの早期発見を
  口腔機能向上とリハビリテーション
  摂食嚥下リハビリテーションとICFの視点
  機能障害と能力障害を区別しよう
  真のプロフェッショナルを目指し,個のレベルアップを
  精神科専門医との協力を
  不眠症をみつけられるのは?
  リハ薬剤カンファレンスのススメ
  薬を覚える「コツ」
  抗てんかん薬服用患者の留意点
  薬剤師とのリハ薬剤の実践
  脳卒中リハ時の薬物療法の時間経過
  “専門職の視点”を大切に
  老年症候群,使用薬剤などへの配慮を
  低カリウム血症にご用心!
  吸入手技獲得に向けた多職種連携を実践するために
  リハ薬剤実践への障壁
  薬剤と転倒事故
  リハ薬剤で効率よくリハの歯車を回そう
  薬を見直したあとのこと
 ●リハ薬剤症例
  覚醒不良の原因は……
  生体肝移植後の薬剤性パーキンソニズム症例
  せん妄に対する薬剤治療の失敗
  多職種協働で行う「診断推論」
  漢方薬によるリハビリテーションの促進
 ●リハ薬剤エピソード
  ローマは1日にして成らず・他