インプラント図鑑**クインテッセンス出版/日本インプラント臨床研究会/978-4-7812-1013-1/9784781210131**
発行 2024年7月
判型:A4判 288頁
ISBN 978-4-7812-1013-1
インプラント・ワールドへようこそ! 歴史的変遷から最先端技術まで
紀元前から現在に至るまで膨大な情報量のインプラントの歴史をビジュアルで網羅した決定版。
本書はインプラントの歴史的背景や材料の特徴、その他、GBRやサイナスフロアエレベーションのおもな術式など、既刊本からでは学べない内容が凝縮されている。インプラントの学術と臨床が絶妙にマッチしており、知れば知るほどインプラントの魅力に気づかされる1冊。小冊子「インプラント治療におけるさまざまなリスク因子」もついている!
【目 次】
序文
本書をまとめるにあたって
本書の見方
CHAPTER 1 オッセオインテグレーション
1-1 オッセオインテグレーション
近代インプラント治療はここから始まった
1-2 オッセオインテグレーションとフィブロオッセアスインテグレーションの定義
1-3 オッセオインテグレーションの発見によるさまざまな変化
CHAPTER 2 インプラントの材料
2-1 インプラントの材料はここから始まった
2-2 チタン、チタン合金の特徴
2-3 ジルコニア、アパタイトコートの特徴
CHAPTER 3 インプラントの表面性状
3-1 インプラントの表面性状はここから始まった
3-2 インプラントの表面性状のバイオロジカルアクションと種類
3-3 表面性状のインテグレーションに対する影響の違い
3-4 表面性状の違いによるインプラント周囲炎に対する影響
3-5 インプラントの表面自由エネルギーの問題
CHAPTER 4 インプラントのデザイン
4-1 インプラントのデザインはここから始まった
4-2 インプラントのデザインの違い
CHAPTER 5 インプラントシミュレーション
5-1 インプラントシミュレーションはここから始まった
5-2 インプラントシミュレーションの歴史と実際
5-3 シミュレーション時に知っておきたい解剖学
CHAPTER 6 インプラント埋入手術
6-1 静的ガイドはここから始まった
6-2 ガイデッドサージェリーの特徴
6-3 サージカルガイドプレートの分類
6-4 ガイデッドサージェリーの精度と注意点
6-5 動的ガイドはここから始まった
6-6 動的ガイドと静的ガイドの違い
6-7 動的ガイドの精度は?
CHAPTER 7 即時埋入・即時荷重
7-1 抜歯即時埋入はここから始まった
7-1-1 インプラント埋入時期の分類による臨床例
7-2 即時荷重はここから始まった
7-3 All-on-four に至る全顎的即時荷重はここから始まった
CHAPTER 8 リッジプリザベーション
8-1 Alveolar Ridge Preservation (ARP) はここから始まった
8-2 ARP の必要性
8-2-1 ARP のおもな術式
CHAPTER 9 サイナスフロアエレベーション
9-1 サイナスフロアエレベーションはここから始まった【ラテラル(側方)アプローチ編】
9-2 サイナスフロアエレベーションはここから始まった【クレスタル(歯槽頂)アプローチ編】
9-3 サイナスフロアエレベーションの適応症
9-4 サイナスフロアエレベーションのアプローチ法の違い
9-5 サイナスフロアエレベーションインプラント残存率
9-6 サイナスフロアエレベーション時の骨補填材料移植選択
9-7 ラテラルアプローチとクレスタルアプローチの比較
9-8 サイナスフロアエレベーションで注意すべき点
9-8-1 サイナスフロアエレベーションのおもな術式
CHAPTER 10 GBR
10-1 GBR はここから始まった
10-2 GBR とは?
10-3 GBR に用いられるバイオマテリアル
10-4 GBR 術式と効果の検証
10-4-1 GBR のさまざまな材料と方法
10-5 自家骨の採取法
CHAPTER 11 軟組織マネジメント
11-1 天然歯周囲の軟組織マネジメントはここから始まった
11-2 インプラント周囲の軟組織マネジメントはここから始まった
11-3 軟組織マネジメント、現在のエビデンス
11-3-1 軟組織マネジメントのおもな術式
CHAPTER 12 デジタルデンティストリー
12-1 インプラント治療のデジタルワークフロー
12-2 口腔内スキャナー(IOS)はここから始まった
12-3 口腔内スキャナーとは?
12-4 口腔内スキャナーの撮影のコツ
12-5 口腔内スキャナーでのインプラント印象
CHAPTER 13 インプラント補綴の咬合
13-1 インプラント補綴の咬合はここから始まった
13-2 広義の咬合と狭義の咬合
13-3 インプラントの機能的特性
13-4 Implant-protected occlusion
13-5 インプラント咬合のリアリティ
13-6 インプラントオーバーデンチャーの咬合
CHAPTER 14 固定性補綴装置
14-1 補綴装置材料はここから始まった
14-2 アバットメントコネクション
14-3 セメント固定とスクリュー固定
CHAPTER 15 インプラントオーバーデンチャー
15-1 インプラントオーバーデンチャー(IOD)はここから始まった
15-2 IOD の分岐点
15-3 IOD のメリットは?
15-4 アタッチメントはどれがよいか
15-5 上顎 IOD の生存率は低い?
CHAPTER 16 メインテナンス
16-1 インプラントのサポーティブセラピー
16-2 インプラント周囲組織のプロービング
CHAPTER 17 インプラント周囲炎
17-1 インプラント周囲炎
17-2 インプラント周囲炎の治療法
17-2-1 インプラント周囲炎治療のおもな術式
巻末特別企画 1 日本口腔インプラント学会専門医を対象にしたアンケート調査
巻末特別企画 2 最新インプラント形状&表面性状一覧
巻末特別企画 3 プレゼンで使える、あの分類および文献ベスト20
巻末特別企画 4 臨床で使える、基礎知識および基本術式
小冊子 インプラント治療におけるさまざまなリスク因子
カバーデザイン、小冊子カバーデザイン、ページ内イラスト:林 和貴
ページ内イラスト:吉田真琴、関上絵美・晴香