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栄養科学イラストレイテッド 運動生理学 改訂第2版**羊土社/麻見 直美/978-4-7581-1376-2/9784758113762**

販売価格
3,300円(税込み)
編著
麻見 直美
出版社
羊土社
分野
栄養学

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書籍版 販売期間
2024/11/05~
JANコード
9784758113762
商品コード
9784758113762
発行 2024年11月
判型:B5判 232頁
ISBN 978-4-7581-1376-2

編:麻見 直美 / 川中 健太郎

健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023に合わせ改訂!健康の維持・増進に必要な運動と食事の関係をわかりやすく解説.管理栄養士やスポーツ関連の専門職として,運動・栄養指導を行う際に役立つ1冊.

【目 次】
改訂第2版の序
   
はじめに 運動生理学と栄養学のかかわり
  1 身体運動の効果:運動生理学
  2 身体運動と食事のかかわり:運動栄養学
  3 スポーツ栄養学とは
   
第1章 骨格筋の構造と筋収縮
  1 骨格筋の構造
   A マクロ的な筋肉の構造と機能
   B 筋線維(筋細胞)
   C 筋原線維
   D アクチンフィラメントとミオシンフィラメント
  2 筋収縮のしくみ
   A 活動電位の伝播
   B 筋小胞体からのカルシウム放出
   C アクチンフィラメントとミオシンフィラメントの相互作用
  3 筋線維の種類
   A 速筋線維と遅筋線維
   B スポーツ選手の筋線維組成
  4 筋肉の収縮様式
   A 静的収縮
   B 動的収縮
  5 最大筋力の優劣に影響する要因
   A 神経系の要因
   B 筋系の要因
  6 トレーニングによる筋力や筋量の変化
   A 神経系の改善
   B 筋肥大
   C トレーニングにおける栄養素等の摂取の重要性
   〈スポーツ栄養への入門〉運動が食欲に及ぼす影響:運動後には食事量が減少する?
   
第2章 神経系の役割
  1 神経系の構造と機能
   A ニューロンの構造
   B 神経系の分類
  2 中枢神経系
   A 脳を構成する細胞と構造
   B 大脳
   C 間脳
   D 小脳
   E 脳幹
   F 脊髄
  3 末梢神経系
   A 感覚神経系
   B 運動神経系
   C 自律神経系
  4 筋と神経の関係
   A 筋紡錘
   B 伸張反射
   C ゴルジ腱器官
  5 運動単位と筋線維の動員パターン
   A 運動単位
   B 閾値
   C 筋線維タイプと動員パターン
   〈運動と栄養への入門〉運動の自動化とフェニルアラニン摂取の必要性
   
第3章 運動と循環・呼吸
  1 血液の循環と心臓の働き
   A 体循環と肺循環
   B 心臓の拍動と刺激伝導系
   C 心臓の働きと心電図
   D 運動時における心臓の働き
  2 血圧
   A 血圧の種類
   B 運動と血圧の関係
  3 毛細血管の働き
   A 毛細血管の構造
   B 筋線維の種類と毛細血管密度
  4 呼吸と肺の働き
   A 呼吸器系の概要
   B 肺の構造
   C 肺換気(呼吸運動)のしくみ
   D 呼吸の調節
   E 呼吸機能の指標
   F 運動時の呼吸の変化
  5 肺と組織でのガス交換
   A 肺胞でのガス交換
   B 組織でのガス交換
   C 血液によるガス運搬
  6 酸素摂取量
   A 酸素摂取量の求め方
   B 運動時の酸素摂取量
   C 最大酸素摂取量
  7 運動時のエネルギー代謝
   A 運動中に利用されるエネルギー基質
   B 呼吸商
   C 無酸素性作業閾値
  8 トレーニングによる心臓ならびに骨格筋の適応
   A 心臓の適応
   B 骨格筋の適応
   〈スポーツ栄養への入門〉持久走の後に立ち止まらない理由とは?
   
第4章 運動とエネルギー源
  1 エネルギー源となる栄養素
   A 筋収縮の直接的なエネルギー源であるATP
   B ATP再合成に必要なエネルギー産生栄養素:糖質・脂質・タンパク質
   C 運動中の主要なエネルギー源である糖質と脂質
  2 糖質と脂質の貯蔵量・貯蔵形態
   A 糖質の貯蔵
   B 脂質の貯蔵
   C 身体内の糖質と脂質の貯蔵量
  3 運動中のエネルギー源としての糖質・脂質の使い分け
   A 運動強度に応じたエネルギー源の使い分け
   B 自覚的な運動強度とエネルギー源の使い分け
  4 糖質と疲労
   A 肝グリコーゲンの枯渇と中枢性疲労
   B 筋グリコーゲンの枯渇と末梢性疲労
   C 運動終了後の筋グリコーゲン回復
  5 運動と糖尿病(ダイアベティス)
   A 骨格筋のインスリン抵抗性と糖尿病
   B 骨格筋にインスリン抵抗性が生じるしくみ
   C 運動がもたらす糖尿病の予防・治療効果
  6 エネルギー供給系
   A 有酸素系
   B 乳酸系
   C ATP-CrP系
   D 有酸素運動と無酸素運動
   E トレーニングがエネルギー供給系に及ぼす影響
   F 筋線維の種類とエネルギー供給系
   〈スポーツ栄養への入門〉運動中の糖質摂取
   〈スポーツ栄養への入門〉スポーツ選手の糖質摂取量
   
第5章 エネルギー消費量
  1 総エネルギー消費量の内訳
   A 基礎代謝量
   B 食事誘発性熱産生
   C 活動時代謝量(活動誘発性熱産生)
   D 身体活動とメッツ(METs)
   E 身体活動レベル
  2 エネルギー消費量の推定法
   A 直接熱量測定法(直接法)
   B 間接熱量測定法(間接法)
  3 エネルギー必要量の推定法
   A 栄養アセスメントによる算出法
   B 推定式からの算出法
   〈スポーツ栄養への入門〉増量と減量
   
第6章 身体組成・体格
  1 身体組成
   A 身体組成とは
   B 成分モデル
   C 内臓脂肪組織と皮下脂肪組織
   D 白色脂肪組織と褐色脂肪組織
  2 身体組成の測定方法
   A 間接法(実験室レベル)
   B 簡便法(現場レベル)
  3 肥満とやせ
  4 スポーツ選手の体格・身体組成
   〈運動と栄養への入門〉減量指導における留意点
   
第7章 筋肉づくりとタンパク質
  1 タンパク質代謝のしくみ
   A タンパク質とは
   B タンパク質の合成
   C タンパク質の分解
   D アミノ酸の分解
  2 タンパク質代謝に影響を与える要因
   A 摂食・絶食が筋肉のタンパク質合成と分解に及ぼす影響
   B 運動が筋肉のタンパク質合成と分解に及ぼす影響
   C 加齢が筋肉のタンパク質合成と分解に及ぼす影響
   D 筋肉のタンパク質合成と分解にかかわるホルモン
  3 筋肉づくりのためのタンパク質必要量
   A 1日のタンパク質必要量
   B タンパク質必要量に影響を与える因子
   C タンパク質の過剰摂取
  4 筋肉づくりに効果的なタンパク質
   A 植物性タンパク質と動物性タンパク質
   B ホエイとカゼイン
   C 分枝アミノ酸(BCAA)
  5 筋肉づくりのためのタンパク質摂取タイミング
   A 運動後の摂取タイミング
   B 睡眠前の摂取タイミング
   C 摂取間のインターバル時間
   〈運動と栄養への入門〉筋肉づくりとビタミンD
   
   
第8章 骨づくりと栄養素・身体活動
  1 骨の構造
   A 人体を構成する骨の構造
   B 骨の基本構造
   C 骨細胞,骨芽細胞,破骨細胞
  2 骨の機能
   A 支持機能
   B 運動機能
   C 保護機能
   D 代謝機能
   E 造血機能
  3 骨の代謝
   A 骨量
   B 骨吸収と骨形成
   C リモデリングとモデリング
   D 骨代謝機構とそれにかかわる栄養素の代謝
  4 運動・重力と骨量
   A 重力と骨量
   B 運動(身体活動)と骨量
   C スポーツ選手の骨量
  5 栄養素等の摂取状況と骨量
   A カルシウム
   B タンパク質
   C エネルギー
   D その他の栄養素等
  6 Female Athlete TriadとRelative Energy Deficiency in Sport
   A Female Athlete Triad(FAT)とは,Relative Energy Deficiency in Sport(REDs)とは
   B FATの現状
   C FAT・REDsへの対策(予防および改善案)
   〈運動と栄養への入門〉望ましい食生活の実践と骨
   
第9章 体温調節と水分補給
  1 熱産生
   A 食事による熱産生
   B 寒冷環境下での熱産生
  2 熱放散
   A 蒸発性熱放散
   B 非蒸発性熱放散
  3 体温調節機構
   A 温度の受容
   B 暑熱順化
   C 寒冷順化
   D 運動トレーニングによる変化
  4 脱水・熱中症対策
   A 運動時の発汗と脱水
   B 熱中症
  5 水分・電解質補給
   A 水分・電解質補給法
   B 運動誘発性低ナトリウム血症
   C 運動と味覚の変化
   〈運動と栄養への入門〉熱中症対策とタンパク質
   
第10章 加齢に伴う身体機能の変化
  1 筋力・筋量の変化
   A 筋力の変化
   B 筋量の変化
   C 筋線維レベルでの変化
   D サルコペニア
   E 運動の効果
  2 骨量の変化
   A 加齢と骨量減少
   B 骨粗鬆症
   C 運動の効果
  3 全身持久力の変化
   A 最大酸素摂取量の変化
   B 呼吸器系機能が全身持久力に与える影響
   C 循環器系機能が全身持久力に与える影響
   D 運動の効果
  4 ロコモティブシンドローム
   〈運動と栄養への入門〉フレイル予防における運動と食事の意義
   
第11章 運動と健康
  1 運動処方
   A 運動のメリットとデメリット
   B 運動条件
   C 運動強度の考え方
   D 相対的強度
   E 運動処方の手順
  2 LT強度の運動による疾患予防効果とそのしくみ
   A 肥満
   B 糖尿病
   C 高血圧
   D 脂質異常症
   E 認知症
   F がん
   G 免疫
  3 新しい運動処方の考え方
   A スロージョギングとウォーキング
   B 高強度短時間運動
   C 栄養状態と運動効果
   〈運動と栄養への入門〉肥満の解消には運動と食事制限の併用が理想的?
   
第12章 身体活動と健康
  1 身体活動の現状
   A 身体活動とは
   B 各年代における身体活動等の現状
  2 身体活動の健康への影響
   A 身体不活動の健康への悪影響
   B 身体活動量を増やすことによる効果
   C 加齢による身体活動減少と健康への悪影響
  3 健康づくりのための身体活動・運動ガイドおよび指針
   A 運動指針作成の背景
   B 健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023
   C アクティブガイド
   〈運動と栄養への入門〉身体活動を理解することの必要性
   
第13章 スポーツ選手の食事管理
  1 スポーツ活動の目的に合わせた食事の考え方
  2 トレーニング期間の食事
   A 通常トレーニング期の食事
   B 強化合宿における食事
  3 試合前の食事
   A 試合前の調整期間の食事
   B グリコーゲンローディング
   C 試合時間を考慮した食事調整
   D 糖質補給とグリセミックインデックスの活用
   E 危機管理を中心とした食事(栄養補給)の考え方
  4 試合後の補食・食事
   A 試合間に素早く回復するための補食
   B 糖質およびタンパク質補給の目安
   C 水分補給
   D 試合後の食事の工夫
  5 スポーツ選手の増量・減量
   A 食事調整の基本と注意点
   B 増量のための食事
   C 減量のための食事
  6 スポーツ貧血対策
   A スポーツ貧血とは
   B スポーツ貧血の予防
   C スポーツ貧血の治療
  7 コンディショニングとビタミン・ミネラルの摂取
   A エネルギー産生に重要なビタミン類
   B 抗酸化ビタミン
   C カリウム
   D 塩素
   E 亜鉛
  8 スポーツにおけるサプリメントの利用
   A サプリメントとは
   B 食品とサプリメント
   C スポーツ選手が利用するサプリメント
  9 運動と食物アレルギー
   A 食物アレルギーとは
   B 食物アレルギーの原因食物
   C 食物依存性運動誘発アナフィラキシー
   〈スポーツ栄養への入門〉栄養サポートの理想と実際
   
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