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Crosslink 薬学テキスト 医薬品情報学**メジカルビュー社/真野 泰成/978-4-7583-2224-9/9784758322249**

販売価格
4,950円(税込み)
編著
真野 泰成
出版社
メジカルビュー社
分野
薬学

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書籍版 販売期間
2025/01/06~
JANコード
9784758322249
商品コード
9784758322249
発行 2025年1月
判型:B5判 356頁
ISBN 978-4-7583-2224-9

講義,実習,臨床に! 広く長く活用できる,オールカラーの新しい薬学テキスト!

薬剤師を目指す学生のために講義,実習,臨床をリンクさせて学べる新しいスタイルの教科書シリーズが登場! 添付文書やインタビューフォーム,Webサイトなど,医薬品の情報源の実例を挙げながら情報の特徴や収集・検索方法,解析,評価について解説。また、有効性・安全性・相互作用だけでなく,腎機能障害患者,小児,妊娠・授乳中など多様な目的に応じた情報源の選択,患者情報の収集・評価・管理に関する解説も充実しており,医薬品情報がどのように臨床現場に活かせるのかわかりやすい内容となっている。

【目 次】
第1章 医療における医薬品情報の役割と意義
 1.医薬品情報とは
  1)医薬品(くすり)と情報
  2)医薬品の適正使用
  3)デジタル社会における医薬品情報
  4)医薬品の必須情報
  5)医薬品情報の性質・特性
  6)医薬品情報に関連する職種
  7)医薬品情報を学ぶということ
  まとめ

第2章 医薬品のライフサイクルと医薬品情報
 1.医薬品の開発から臨床使用までの医薬品のライフサイクルについて
  1)医薬品のライフサイクルの概要
  まとめ
 2.医薬品の研究開発過程と得られる医薬品情報
  1)開発過程で実施される試験の概要
  2)新薬の承認申請資料
  3)後発医薬品等の開発過程で実施される試験の概要と承認申請資料
  4)承認申請,臨床研究などを取り巻く現状
  5)レギュラトリーサイエンス
  まとめ
 3.医薬品の市販後に行われる調査・試験と得られる医薬品情報
  1)市販後調査の意義・目的
  2)市販後に行われる医薬品安全性監視の概要
  3)再審査制度
  4)再評価制度
  5)副作用・感染症報告制度
  6)製造販売後の体制と基準
  7)安全性情報の収集
  8)製造販売後の調査および試験からの情報収集
  9)電子添文改訂等の安全性情報の提供
  10)医薬品リスク管理計画(RMP)
  まとめ

第3章 医薬品の情報源と収集
 1.医薬品情報源の加工度による分類
  1)加工度による医薬品情報源の分類
  2)一次資料
  3)二次資料
  4)三次資料
  5)医薬品情報の収集(検索)手順と使い分け
  まとめ
 2.情報の収集と検索(文献検索)
  1)データベースの種類
  2)PubMedについて
  3)その他のデータベース
  まとめ
 3.医薬品添付文書
  3-1 医療用医薬品
  1)添付文書の位置づけ
  2)添付文書の記載項目
  まとめ
  3-2 OTC医薬品
  1)要指導・一般用医薬品添付文書
  2)添付文書の改訂
  3)専門家向けの情報
  まとめ
 4.医薬品インタビューフォーム
  1)概要と記載項目
  2)IFの活用と医療用医薬品添付文書との相違
  まとめ
 5.ガイドライン
  1)診療ガイドラインとは
  2)診療ガイドラインの検索方法
  3)診療ガイドラインの作成方法と構成
  4)入手可能な情報と活用法
  まとめ
 6.厚生労働省,PMDAなど行政機関が発行する資料
  1)厚生労働省
  2)PMDA
  まとめ
 7.製薬企業などが発行する資料
  1)製薬企業などが発行する資料の概要
  まとめ
 8.代表的なWebサイトを利用した情報収集
  1)医薬品情報関連サイト
  2)医療情報関連サイト
  まとめ
 9.調査目的に合った情報源の選択と収集
  9-1 効能・効果,有効性
  1)添付文書・医薬品インタビューフォームからの情報の選択と収集
  2)保険適用外の使用法に関する情報の選択と収集
  3)医薬品情報検索ツール・医薬品集からの情報の選択と収集
  まとめ
  9-2 安全性(副作用)
  1)安全性(副作用)に関する情報収集
  まとめ
  9-3 薬物相互作用
  1)薬物相互作用の情報と活用の仕方
  まとめ
  9-4 薬剤鑑別
  1)薬剤鑑別の重要性
  まとめ
  9-5 薬物動態
  1)薬物動態(PKパラメータ)
  まとめ
  9-6 腎機能障害・透析患者
  1)腎機能障害・透析患者の薬物療法に関する医薬品情報
  まとめ
  9-7 ⼩児の薬物療法
  1)小児の薬物療法の考え方
  2)投与量の調べ方
  3)小児用量が不明な場合の考え方
  4)小児特有の検査値
  5)内服できない場合
  まとめ
  9-8 妊娠中の薬物療法
  1)妊娠中の薬物療法に関する医薬品情報
  まとめ
  9-9 授乳中の薬物療法
  1)授乳中の薬物療法に関する医薬品情報
  まとめ
  9-10 中毒情報
  1)中毒に関する医薬品情報
  まとめ
  9-11 治験・臨床試験
  1)治験・臨床試験の情報
  まとめ

第4章 医薬品情報の解析と評価
 1.医薬品情報の信頼性と妥当性
  1)医薬品情報の質の評価
  2)種々の情報源の評価
  3)学術雑誌の評価
  4)一次資料(個々の論文)の評価
  5)二次資料の評価
  6)三次資料の評価
  まとめ
 2.医療統計の考え方と実践
  1)医療における統計学の役割
  2)検定と推定
  3)パラメトリック検定とノンパラメトリック検定
  4)回帰分析
  5)生存時間解析
  まとめ
 3.臨床研究デザインと解析
  1)臨床研究の代表的な手法と分類
  2)臨床研究におけるバイアスと交絡
  3)観察研究の主な研究デザイン
  4)観察研究の結果のパラメータ
  5)コホート研究とケースコントロール研究の解析例
  6)介入研究について
  7)臨床試験の目的と試験デザイン
  8)臨床試験の効果指標
  まとめ
 4.EBMの実践と医薬品情報
  1)EBMの概念
  2)EBM 実践のプロセス
  3)メタアナリシス
  まとめ
 5.医薬品の有効性の評価
  1)医薬品の有効性評価に活用できる情報
  2)評価指標
  3)一次資料(原著論文)の評価と活用
  4)審査報告書の活用
  5)製薬企業からの情報の評価と活用
  6)医療施設における有効性の評価と活用
  まとめ
 6.医薬品の安全性の評価
  1)医薬品の安全性評価に活用できる情報
  2)有害事象と副作用
  3)有害事象発現時の評価
  4)有害事象の因果関係評価渡
  5)安全性シグナルの検出
  6)医療施設における医薬品の安全性評価
  まとめ
 7.その他の評価
  1)薬剤経済学(医薬品の経済性の評価)
  2)費用効用分析の批判的吟味のポイント
  3)健康食品の有効性・安全性評価
  4)医薬品適正使用のための評価
  5)医療にかかわる情報の評価
  まとめ

第5章 医薬品情報の応用と創生
 1.医薬品情報の加工・提供・発信
  1)薬剤師が提供する医薬品情報の分類
  2)能動的医薬品情報提供谷
  3)受動的医薬品情報提供
  4)OTC 医薬品に関する情報
  5)薬局における情報提供
  まとめ
 2.情報を取り扱ううえでの注意点
  1)知的所有権について
  2)患者情報利用について
  3)守秘義務について
  4)医薬品の広告
  まとめ
 3.先発医薬品と後発医薬品・バイオ後続品の比較・評価
  1)後発医薬品
  2)後発医薬品を採用する際の検討事項
  3)バイオ後続品(バイオシミラー)の比較・評価
  まとめ
 4.フォーミュラリの運用
  1)フォーミュラリとは
  2)フォーミュラリの定義と作成
  3)フォーミュラリの運用と影響
  まとめ
 5.情報の創生と課題解決を目指した研究計画の立案
  1)臨床研究とは
  2)臨床研究の進め方
  3)研究計画の作成
  4)臨床研究に関係する用語
  5)臨床研究に関する法令や指針,ガイドライン
  まとめ
 6.医療ビッグデータの例と特徴
  1)医療分野の電子化
  2)医療ビッグデータについて
  3)医療ビッグデータの活用事例
  まとめ

第6章 患者情報
 1.情報と情報源
  1)患者情報と情報源・媒体
  2)薬物治療の個別最適化の考え方
  3)薬物治療を個別最適化するために把握すべき患者情報
  4)医薬品の効果や副作用の指標となる患者情報
  まとめ
 2.患者情報の収集・評価・管理
  1)患者情報の収集・評価
  2)問題志向型システム
  3)POSの構成要素
  4)SOAP形式
  5)守秘義務
  6)個人情報保護
  7)マイナンバーカードの活用
  8)オンライン資格確認
  9)電子処方箋
  まとめ