新訂版 クイックマスター 微生物学 第2版**サイオ出版/西條 政幸/978-4-86749-028-0/9784867490280**
- 編著
- 西條 政幸((札幌市保健福社局 医務・保健衛生担当局長国立感染症研究所 名誉所員))
発行 2025年2月
判型:B5判 368頁
ISBN 978-4-86749-028-0
ウイルス、ワクチン、感染症、細菌症など、変わりゆく微生物学の最新知見を追加した待望の改訂版。
【目 次】
巻頭カラー写真で学ぶ微生物学
Ⅰ 微生物と微生物学
第1章 微生物学のあゆみ
1.微生物とは
A 微生物の種類と大きさ
B 微生物の分類
2.微生物学とは
A 微生物学の範囲
B 医科微生物学
3.微生物の発見
A 微生物の発見以前
B 微生物の発見
4.病原細菌、ウイルスの発見
A 微生物学の始まり
B 病原細菌の発見
C ウイルスの発見
D ウイルスの培養
E 電子顕微鏡
5.免疫学の始まり
A ワクチン
B 免疫血清
C 貪食細胞
D 自然免疫
E 獲得免疫
6.消毒法、抗菌薬の発見
A 消毒の始まり
B 抗菌薬の発見
7.医科微生物学の発展
A 検査方法の発展
B ワクチン開発
C 遺伝子治療・細菌毒素の応用
第2章 細菌学
1.細菌の形態と構造
A 大きさと形
B 染色と観察
C 構造
2.細菌の増殖
A 栄養
B 分裂・増殖
C 培養
3.細菌の代謝
A 代謝経路
B 異化作用
C 細菌の同化作用
4.細菌の遺伝
A 形質遺伝
B 突然変異
C 形質転換
D 接合
E 形質導入
5.細菌の病原性
A 病原因子
B 細菌毒素
6.細菌の分類
A 学名
B 分類
第3章 真菌学
1.真菌の生態
A 真菌と人間生活とのかかわり
B 病原真菌
2.真菌の形態と構造
A 形態
B 細胞構造
3.真菌の発育・増殖
A 菌糸の発育
B 菌糸の分化
C 出芽による増殖
D 真菌の生殖
4.真菌の栄養と代謝
A 栄養
B 代謝
C 培養
5.真菌の分類と病原性
A 真菌の分類
B 真菌の病原性
第4章 原虫学
1.原虫の特徴
A 原虫と寄生虫
B 形態
C 構造
D 分裂・増殖
2.原虫の種類と病原性
A 種類
B 感染経路
C 寄生部位
D 原虫感染による疾患
第5章 ウイルス学
1.ウイルスの特徴
A ウイルスの特徴
2.ウイルスの形態と構造
A 大きさと形
B 基本構造
3.ウイルスの増殖
A 増殖過程
B 増殖速度
4.ウイルスの遺伝
A 突然変異
B 遺伝子組換え
C 遺伝的再活性化
D 相補
5.ウイルスの分類
A 国際的な分類法
B 性質による分類
6.ウイルスの病原性
A ウイルス感染細胞の変化
B 感染の拡がり
C 腫瘍ウイルス
Ⅱ 感染と感染症
第6章 感染
1.感染の成立
A 感染とは
B 感染の成立と要因
C 顕性感染と不顕性感染
2.感染後の経過
3.感染源と感染経路
A 感染源
B 感染経路
4.病原因子と感染防御機構
A 侵入門戸
B 細菌と感染防御機構
C ウイルスと感染防御機構
第7章 免疫学
1.免疫とは何か
A 免疫の定義
B 自然免疫と獲得免疫
C 抗原
2.免疫担当細胞
A 免疫担当器官
B リンパ球
C 単球・マクロファージ
D 樹状細胞
E 顆粒球
F NK(ナチュラルキラー)細胞
G NKT 細胞
3.抗体と補体
A 抗体
B 補体
4.サイトカイン
A 種類と機能
B 代表的なサイトカインの特徴
5.免疫応答
A 免疫成立の過程
B 抗原認識
C Th1 リンパ球とTh2 リンパ球
D 液性免疫と細胞性免疫
6.アレルギー
第8章 感染症
1.感染症のいま
A 新興・再興感染症
B 日和見感染と院内感染
C 薬剤耐性菌
2.感染症対策
A 感染症サーベイランス
B 感染源、感染経路対策
C 感受性宿主対策
D 院内感染対策
3.流行抑制
A 感受性宿主
B ワクチン
C 免疫血清とヒト免疫グロブリン製剤9
D 滅菌と消毒
4.感染症の診断
A 感染徴候
B 診断
C 検体採取
D 検査
5.感染症の治療
A 化学療法薬の特徴
B 薬剤感受性と薬剤耐性
C 化学療法薬の副作用
D 抗菌薬
E 抗真菌薬
F 抗原虫薬
G 抗ウイルス薬
Ⅲ 病原微生物と感染症
第9章 主な病原細菌と細菌感染症
1.グラム陽性球菌
A ブドウ球菌属
B レンサ球菌属
C 腸球菌属
2.グラム陰性好気性桿菌および球菌
A シュードモナス属
B ボルデテラ属
C ブルセラ属
D フランシセラ属
E レジオネラ属
F ナイセリア属
G モラクセラ属
3.グラム陰性通性嫌気性桿菌
1)腸内細菌科
A エシェリキア属
B シゲラ属
C サルモネラ属
D エルシニア属
E クレブシェラ属
F その他の腸内細菌
2)ビブリオ科
A ビブリオ属
B エロモナス属
C プレジオモナス属
3)その他のグラム陰性通性嫌気性桿菌
A ヘモフィルス属
4.グラム陰性嫌気性桿菌および球菌
A バクテロイデス属
B その他のグラム陰性嫌気性桿菌
C ベイヨネラ属
5.グラム陽性桿菌
1)有芽胞桿菌
A バシラス属
B クロストリジウム属
2)無芽胞桿菌
A リステリア属
6.らせん菌
1)スピリルム科
A スピリルム属
B カンピロバクター属
C ヘリコバクター属
2)スピロヘータ科
A トレポネーマ属
B ボレリア属
C レプトスピラ属
7.放線菌と関連細菌
A コリネバクテリウム属
B マイコバクテリウム属
C 放線菌類
8.マイコプラズマ、リケッチア、クラミジア
A マイコプラズマ
B リケッチア
C クラミジア
第10章 主な病原真菌と真菌症
1.表在性真菌症を起こす真菌
2.深部皮膚真菌症を起こす真菌
3.深在性真菌症を起こす真菌
4.輸入真菌症の病原菌
第11章 主な病原原虫と原虫症
1.腸管寄生性原虫類
2.性・泌尿器寄生性原虫類
3.血液・組織寄生性原虫類
第12章 主な病原ウイルスとウイルス感染症
1.DNA ウイルス
2.RNA ウイルス
3 .肝炎ウイルス
第13章 プリオンとプリオン病
1.プリオンとプリオン病
A プリオン
B プリオン病