急変対応の授業**照林社/坂本 壮/978-4-7965-2640-1/9784796526401**

販売価格
2,530円(税込み)
編著
坂本 壮
出版社
照林社
分野
救急看護

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特集
新刊
書籍版 販売期間
2025/03/27~
JANコード
9784796526401
商品コード
9784796526401
発行 2025年3月
判型:B5判 192頁
ISBN 978-4-7965-2640-1

患者の異常を見抜く力と対応力をみがく13の授業

「当たり前の急変対応」を、「当たり前にできる」ようになるための必読書。

急変はいつどこで起こるかわかりません。急変対応で大切なことは、「当たり前のことが当たり前にできるようになる」こと。
よくある事例から、すぐに実践できる絶対に外せない急変対応の「王道」を解説します。
いつまでたっても自信がない“急変対応”を、自信をもってできるようになるための知識が満載です。

【目 次】
第1回 それは、本当に、“急変”ですか? 急変対応総論 
 “急変”って何だろう?   
 “急変”を起こさせないためにはどうする?   
 急変対応で大切なこと1 患者さんの把握:5Pをチェック  
 急変対応で大切なこと2 急変のサインを知り、評価すべきポイントを理解する 
 急変対応で大切なこと3 チームビルディング:集団からチームへ 

第2回 バイタルサインの実践的解釈①    
 RRSの限界   
 “急変”の前に認めるバイタルサインの変化とは   
 バイタルサインのみるべき4つのポイント   
 バイタルサインのみるべきポイント1 呼吸数を意識せよ:呼吸数は最も重要なバイタルサイン!    
 バイタルサインのみるべきポイント2 軽度の意識障害を見逃すな:呼吸数と意識は超大切!   
 バイタルサインのみるべきポイント3 普段との比較を意識せよ:デルタ値が大事!   

第3回 バイタルサインの実践的解釈②   
 バイタルサインのみるべきポイント4 総合的な判断を:バイタルサインを統合し病態を推測せよ! ①体温×脈拍数(心拍数)   
 バイタルサインのみるべきポイント4 総合的な判断を:バイタルサインを統合し病態を推測せよ! ②血圧×脈拍数(心拍数)    
 バイタルサインのみるべきポイント4 総合的な判断を:バイタルサインを統合し病態を推測せよ! ③意識×血圧

第4回 院内心停止の対応:早期に認識し適切な介入を!
 院内心停止の現状   
 院外心停止の予後を規定するものは何?    
 院内心停止の予後を規定するものは何?   
 院内心停止の予後規定因子1 院内心停止のリスクの見積り
 院内心停止の予後規定因子2 心停止の早期認識
 院内心停止の予後規定因子3 心停止への適切な介入

第5回 アナフィラキシー:迅速に判断し、アドレナリンの投与を適切に!  
 アナフィラキシーの定義  
 アナフィラキシーの実態 
 アナフィラキシーの症状  
 アナフィラキシーの診断基準
 アドレナリンの適切な投与方法  
 アナフィラキシーを疑ったら  

第6回 SpO2低下:“SpO2100%”は100点ではなく赤点だ!  
 SpO2ってどうやって測定しているの?   
 SpO2とPaO2    
 SpO2の目標値は?   
 酸素投与方法と投与量  
 SpO2低下の原因は?  
 院内におけるSpO2低下の原因:5Pをチェック  
 姿勢を意識してみよう   
 SpO2低下、その前に…
 SpO2低下に出会ったら  

第7回 血圧低下:血圧が下がってからでは遅すぎる!
 血圧ってどうやって測定しているの?    
 ショックの定義   
 ショックの際に認める所見は?   
 ショックを見抜く瞬時に判断できる2つの項目   
 ショックの際のバイタルサインは?   
 ショックの4分類   
 ショックの4分類を見きわめるには?   
 院内における血圧低下の原因:5Pをチェック   
 血圧低下に出会ったら   

第8回 発熱:具体的な原因を意識して対応しよう!   
 体温ってどうやって測定しているの?  
 発熱の原因は?  
 重症度の判断:SIRS・qSOFAをチェック  
 悪寒戦慄:菌血症を見逃すな!  
 8つの原因のポイントとピットフォール  
 発熱に出会ったら   

第9回 院内の転倒:「どうして転んだの?」を大切に!    
 交通事故で亡くなるより、転倒で亡くなるほうが多い   
 なぜ転倒するの? 転倒リスクは?  
 どこで転倒? いつ転倒?
 転倒患者に出会ったら  
 転倒患者に出会ったら1 バイタルサインを確認:“みるべき4つのポイント”+αをチェック 
 転倒患者に出会ったら2  症状を確認:頸部の所見を必ず確認!
 転倒患者に出会ったら3  受傷理由を確認 
 転倒患者に出会ったら4  抗血栓薬の有無を確認 
 画像検査の適応:転倒した患者さんのうち、誰を撮影するべきなのか?


第10回 脈が速い・遅い:モニターではなく患者をみよう! 
 心拍数と脈拍数 
 頻脈と徐脈 
 心房細動とは 
 ペースメーカは徐脈の患者全員に適応するの? 
 院内における頻脈・徐脈の原因:5Pをチェック 
 頻脈・徐脈に出会ったら 


第11回 意識障害:頭部CTの前に確認すべきことは?脳卒中を疑ったらどうする?
 意識障害とは  
 心停止か否か  
 意識障害の客観的評価  
 意識障害の原因の覚え方  
 院内で生じる意識障害の原因は?  
 収縮期血圧と瞳孔に注目
 Cincinnati Prehospital Stroke Scale(CPSS)に注目 
 発症時間を意識して対応:“Time is Brain!”  
 せん妄とは 
 院内発症の脳梗塞の実践的対応 
 意識障害に出会ったら 

第12回 DNARを正しく理解しよう 
 DNARとは
 こんなDNARはNG 
 心停止時DNARを話し合うべき状態とは 
 フレイルとは 
 Clinical Frailty Scale(CFS)とは 

第13回 急変対応に役立つアンガーマネジメント 
 アンガーマネジメントとは 
 怒るメリット・デメリット
 じょうずに怒るとは 
 怒りは二次感情である
 怒りはなぜ生まれるのか?
 怒りはコントロールできるのか?
 イラッとしたら確認する5つのこと
 あなたの職場は「心理的安全性」が担保されていますか?
 アンガーマネジメントに役立つ、アサーティブ・コミュニケーション