明日からできる!子どものADHD診療**診断と治療社/髙橋 長秀/978-4-7878-2700-5/9784787827005**

販売価格
4,400円(税込み)
小児科・一般精神科外来での実践ガイド
編著
髙橋 長秀
出版社
診断と治療社
分野
小児科学一般

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書籍版 販売期間
2025/06/06~
JANコード
9784787827005
商品コード
9784787827005
発行 2025年6月
判型:A5判 216頁
ISBN 978-4-7878-2700-5

【編 集】
髙橋 長秀(国立精神・神経医療研究センター知的・発達障害研究部)
加賀 佳美(山梨大学 医学部小児科学講座 学部内准教授)

神経発達症の認知が広まるに伴い「児童精神科の予約半年待ち……」,そんな状況を何とかしたい‼ 一般の小児科,精神科外来で実践可能なリアルなADHD診療戦略をぎゅっと一冊に凝縮! とくに,薬物療法の詳細は従来にない充実ぶりで,処方のコツから薬剤切り替えの注意点,副作用の対応,併存症の治療まで実用情報が満載です.ADHDの子どもたちとその養育者に寄り添い続けてきた編著者陣の,温かなまなざしと臨床知が詰まった,“現場のための”決定版!

【目 次】
はじめに
  
Chapter 1 ADHD診療を行うにあたって知っておいてほしいこと
  01 簡単に説明,ADHDの歴史
  02 ADHDの疫学と原因
  03 ADHDの子どもの脳内では何が起こっているのか?
  
Chapter 2 ADHDの診断と評価の実際
  01 受診まで~「様子をみましょう」と言い続けられてきました~
  02 診断の手順~情報の収集の仕方にはコツあり!~
  03 評価の手順~質問紙を使うのが便利!~
  04 鑑別診断①~この検査だけはやっておこう!~
  05 鑑別診断②~この項目だけは確認しておこう!~
  06 併存症の評価~併存することが多いものを頭に入れておこう~
  
Chapter 3 ADHDの心理社会的療法
  01 ADHD診療で利用できる社会的なリソースにはどのようなものがありますか?
  02 環境調整は,具体的に何をしますか?
  03 診察室で行う親ガイダンスについて教えてください
  04 学校との連携はどのようにとればよいでしょうか?
  05 治療の目標はなんでしょうか?
  
Chapter 4 ADHDの薬物療法
  01 どんなときに薬物療法を検討すればよいでしょうか?
  02 どの薬剤を選択すればよいですか?
  03 処方後に効果の確認はどのようにして行いますか?
  04 処方後に副作用の確認はどのように行いますか?
  05 薬剤の切り替えを検討するのはどのようなときですか?またどのような点に注意が必要ですか?
  06 薬を続けるか,中止するかを判断する基準はなんですか?
  07 併存症への対応について教えてください
  08 サプリメントについて相談を受けることがありますが,どう返答したらよいですか?
  
Chapter 5 診察室での困りごと
  01 話がとまらないADHD児,養育者への上手な対応方法はありますか?
  02 予約に必ず遅れてくるADHD児にできる工夫はありますか?
  03 診察時に親子げんかがはじまることがありますが,どう対応すればいいですか?
  04 専門機関に紹介する目安はありますか?
  
Chapter 6 ADHDに関する最近のトピックス
  01 女児のADHD
  02 ゲーム行動症(ゲーム依存)との関連
  03 ゲームがADHDの治療に使える?
  04 ニューロモデュレーション(rTMSやtDCSなど)
  05 ギフテッド,HSP/HSCとADHDの関連
  
おわりに
  
COLUMN
  ADHDであると考えられている歴史上の人物
  ADHDの有病率増加に対する1つの仮説:ADHD特性を有する人はADHD特性を有する人をパートナーに選びやすい
  インターネットでの自己診断に注意!
  ADHD診療をはじめた頃に大変だったこと
  環境調整って?
  臨床の場で心理検査の結果を説明するとき
  ADHD診療の醍醐味
  ビデオゲームを使った個別化治療の試み