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助産学共用試験テキスト**医歯薬出版/全国助産師教育協議会/978-4-263-71076-0/9784263710760**

販売価格
7,700円(税込み)
CBT,OSCEで磨く臨床力
編著
監修:全国助産師教育協議会/編集代表:村上 明美
出版社
医歯薬出版
分野
助産

数量

特集
新刊
販売期間
2025/06/24~
商品コード
9784263710760
発行 2025年6月
判型:B5判 144頁
ISBN 978-4-263-71076-0
実習での学生の確かな一歩を保証する助産学共用試験―知識・技能・態度の質評価

●本書は,助産学学生の臨床実践能力を評価・保証する「助産学共用試験」の概要と共通技術を示すテキストである.

●多くの助産師養成校において,すでに独自の方法で実習学生の質を保証する取り組みが行われているが,「助産学共用試験」は,CBT(Computer-Based Testing)とOSCE(Objective Structured Clinical Examination:客観的臨床能力試験)から構成され,助産師という専門職を養成する教育機関の「全国で統一された共用の試験」で,学生の臨床実践能力を評価するものである.

●本書では実習前OSCEを中心に解説し,運営体制,標準模擬患者,評価者の要件などの実施者側がふまえるべき点のほか,受験者となる学生の学習を深める内容として,OSCEのための助産の共通技術を示した.

●実習前OSCEは,助産学生がその場で与えられた課題に対して模擬患者やシミュレーターに必要な助産ケアを実施することを通して,助産学生の技能や態度を評価する試験である.教員・学生は,OSCEに向けた十分な学内実習,学習の充実を図ることが重要である.

●実習開始前の助産師学生の「知識」「技能」「態度」を評価する助産学共用試験での助産学生の能力の質保証は,助産師教育の発展とわが国の母子保健の向上につながる.

【目 次】
Chapter 1 助産学共用試験の概要
 1.助産学共用試験とは
   助産学生の実習前質保証に向けて
   助産学共用試験の必要性
   助産学共用試験導入に向けた取り組み
   海外におけるCBT・OSCEの活用
   助産学共用試験の今後に向けて(将来構想)
 2.助産学共用試験の内容構成
   助産学CBTの概要
   助産学OSCEの概要

Chapter 2 助産学OSCEの実施体制
 1.助産学OSCEの実施内容
   課題(分娩期):陣痛の観察
 2.助産学OSCEの評価者と標準模擬患者
   助産学OSCEの評価者
   助産学OSCEの標準模擬患者

Chapter 3 助産学OSCEのために身につけておくべき事項
 1.助産学OSCEに臨むうえで注意する点
 2.助産学OSCEの受験ガイドと評価の観点について
   助産学OSCE受験ガイド
   助産学OSCEの評価の観点
 3.助産学OSCEの標準的技術
   問診および観察,手技に関する共通の学修項目
   マタニティケア学修項目
  妊娠期
   1)レオポルド触診法
   2)子宮底長の計測と腹囲の計測
   3)内診
   4)腟鏡診
   5)分娩監視装置による陣痛および胎児心拍数モニタリング:NSTモニター・CTGモニターの装着
  分娩期
   6)陣痛の観察
   7)破水の観察
   8)外陰部洗浄
   9)清潔野の作成
   10)分娩期の導尿
   11)人工破膜
   12)肛門保護~会陰保護
   13)児頭娩出~臍帯巻絡確認
   14)肩甲娩出~児娩出
   15)肺呼吸の確立~臍帯切断
   16)胎盤娩出
   17)軟産道損傷の確認
   18)胎児付属物の観察と計測
   19)分娩後2時間の観察とケア
  産褥期
   20)産褥早期の退行性変化の観察
   21)授乳前の乳房の観察
   22)授乳時のポジショニング指導
   23)吸着(ラッチオン)の介助
  新生児期
   24)バイタルサイン測定
   25)出生直後の身体計測
   26)出生直後の全身観察
   27)泡で洗う沐浴

資料 望ましい助産師教育におけるコア・カリキュラム 2020年版