認知症への先入観をほどく**新興医学出版社/大石 智/978-4-88002-910-8/9784880029108**

販売価格
2,420円(税込み)
本人・ケアラー・医療者が前向きになれる言葉の提案
編著
大石 智
出版社
新興医学出版社
分野
脳神経科学・神経内科学

数量

特集
新刊
販売期間
2025/07/02~
商品コード
9784880029108
発行 2025年7月
判型:B6変型 160頁
ISBN 978-4-88002-910-8

徘徊、妄想、帰宅願望、BPSD、不穏、自己抜去など、認知症にまつわる言葉について考えてみませんか?
診察室、カルテや申し送り、報道やSNSなどのメディア、毎日の家族との会話でも当たり前に使う言葉が認知症のある人を傷つけ、適切な医療やケアの機会も奪っているかもしれません。

当たり前すぎて疑いもしない言葉の影響に気づき、認知症とともに前向きに生きていくために、認知症を語る時の望ましい言葉とその理由について認知症の専門医が一緒に考え、提案します。
樋口直美さん(レビー小体病当事者)と富岡由美子さん(ケアする家族)との精神科医×当事者×家族による特別鼎談収録!

【目 次】
一章 言葉に着目する理由
   
二章 世界にある言葉の手引き
   
三章 認知症がもたらす影響を語る言葉
   精神症状、周辺症状、認知症の行動障害及び心理症状
   幻覚
   妄想
   徘徊
   帰宅願望
   拒食、拒薬
   暴言、暴力、興奮、攻撃性、易怒性
   反社会的行動(万引き、窃盗、盗食)
   人格変化
   弄便
   迷惑行為
   作話
   認知が入っている
   異食、過食
   性的逸脱行動
   ゴミ屋敷
   
四章 スティグマ化を促す可能性のある言葉
   自己抜去(自抜)
   遺伝負因
   服薬管理、金銭管理
   しばる
   残存機能
   訴える
   コール頻回
   不穏
   不眠
   ○○ちゃん、手がかからない、スイッチが入る、指示が入らない
   こころのケアにおける言葉の指針から学ぶ
   
五章 ケアする人やケアについて語る言葉
   
六章 【鼎談】認知症と言葉の関係を考える