私が弁証法的行動療法を作らなければならなかったわけ**星和書店/高木 美恵/978-4-7911-1162-6/9784791111626**

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2,640円(税込み)
自傷・自殺未遂を乗り越えた少女が起こした奇跡
編著
高木 美恵
出版社
星和書店
分野
精神医学

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特集
新刊
販売期間
2025/08/18~
商品コード
9784791111626
発行 2025年8月
判型:四六判 460頁
ISBN 978-4-7911-1162-6

著:マーシャ・M・リネハン
訳:高木 美恵

「臆病者のまま死にたくはなかった。自分の人生について話さないのは卑怯だという気がした」。こうして弁証法的行動療法(DBT)の開発者であるマーシャ・M・リネハン博士は、自殺関連行為を繰り返して、隔離病棟に長期間入れられていた自らの過去を明らかにした。地獄にいたからこそ、そこから抜け出し、今も生き地獄の中にいる人たちを救い出すことを神に誓ったのだ。数々の困難を乗り越えながら、いまや境界性パーソナリティ障害の治療法の代名詞ともいえるDBTを生み出すに至った道のりを、博士は包み隠さずに、代表的なDBTスキルとともに語り伝えてくれる。

【目 次】
第Ⅰ部
  第1章 今日も生きようと思える人生
  第2章 地獄に落ちる
  第3章 見返してやる!
  第4章 プライベートな経験を打ち消す環境
  第5章 未知の世界で途方に暮れる
  第6章 故郷を去る
  
第Ⅱ部
  第7章 シカゴへ
  第8章 知的な、スピリチュアルな変容
  第9章 科学者のように考える
  第10章 悟りの瞬間
  第11章 大学卒業
  第12章 恋人:現れては去り、現れては去り
  第13章 自殺専門クリニック
  第14章 行動主義と行動療法の発展
  第15章 やっと居場所を見つけた
  第16章 間違えた
  第17章 仲間を見つける
  第18章 まな板の上の鯉
  第19章 セラピーを受けてわかったこと
  
第Ⅲ部
  第20章 DBTの全体像がぼんやりと見えてくる
  第21章 シアトル:うつにならない生活を送る
  第22章 初めての研究助成金:行動療法と自殺
  第23章 科学とスピリチュアリティ
  第24章 なんとしても終身在職権を
  第25章 弁証法的行動療法の誕生
  第26章 相反するものを対立させるか、融合させるか
  第27章 現実を受け入れる
  第28章 徹底的に受け入れる
  第29章 恩師からのアドバイス:「ただ続ける」
  第30章 師家になる
  第31章 禅の教えを臨床に生かしたい
  第32章 マインドフルネス:誰にでも賢明なマインドがある
  第33章 DBTの臨床試験
  
第Ⅳ部
  第34章 初志貫徹
  第35章 家族ができる
  第36章 私の葛藤の歴史:DBTが生まれた本当の理由