使える行動科学**医歯薬出版/市倉 加奈子/978-4-263-71087-6/9784263710876**

販売価格
3,960円(税込み)
医療現場で効く! 声かけ・支援・モチベーションの技術
編著
市倉 加奈子
出版社
医歯薬出版
分野
心身医学・臨床心理学

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特集
新刊
販売期間
2026/03/26~
商品コード
9784263710876
発行 2026年3月
判型:B5判 144頁
ISBN 978-4-263-71087-6

行動科学の理論を,医療現場で“使える技術”に!
疾患ごとの事例で学ぶ,現場で迷わない支援のヒント


●人が「なぜその行動をとるのか」を科学的に捉え,より望ましい行動を引き出す技法を扱う「行動科学」.その行動科学を,医療の現場で活用するための実践的ハンドブックです.

●第1部「行動科学の基礎理論」では,学習理論を起点に,ナッジなどの近年注目されるアプローチまで,現場で必要となる理論を整理してわかりやすく解説します.

●第2部「現場で使う行動科学」では,具体的な事例を取り上げ,課題の分析から支援の組み立て・実施までのプロセスを段階的に提示.現場で迷いやすいポイントを押さえながら,「次に何をすればよいか」が見える構成です.

明日からの支援・かかわり方に,すぐ役立つヒントが詰まった一冊です

【目 次】
序章 「行動」に注目すれば,支援はもっとシンプルになる
  1 なぜいま,医療現場に「行動科学」が求められるのか
  2 そもそも「行動」とは何か?―すべての人間の営みは行動
  3 行動変容は,つらさを軽くする手がかり
  4 行動に注目すると,チームの連携が変わる
  5 患者の行動は,心の声
  6 行動科学は,支援の再設計ツール

第1部 行動科学の基礎理論
 第1章 行動を変える支援者になるために
  1 行動科学の基礎
  2 “行動”に着目する
  3 “行動”を組み立てる(応用行動分析の理論)
  4 いよいよ“行動”を変える(応用行動分析に基づく支援)
  5 ABCDEモデルで視野を広げる(応用行動分析の拡張)
  6 ミニケース
 第2章 行動変容を支える諸理論たち
  1 トランスセオレティカルモデル(行動変容ステージ)
  2 ヘルスビリーフモデル(健康信念モデル)
  3 認知行動理論
  4 トランスアクショナルモデル(ストレス理論)
  5 ナッジ理論
  6 動機づけ理論
 Column 1 行動経済学の視点からみる医療行動
  1 なぜ医療現場に行動経済学が必要なのか
  2 行動経済学の主要概念と医療への応用
  3 実践事例
  4 医療における行動経済学の未来
 Column 2 マインドフルネスも行動?
  1 マインドレスな心の持ち方とは
  2 マインドフルな心の持ち方とは
  3 おわりに

第2部 現場で使う行動科学
 第3章 食道がん患者の飲酒行動への支援
  1 導入―術後の飲酒再開と再発不安に揺れる患者支援
  2 事例:60代男性・Tさん(食道がん術後)
  3 専門家からの行動コンサルテーション
  4 ターゲット行動・要因のリスト化
  5 ケースフォーミュレーション
  6 行動目標の設定
  7 支援の実際
  8 支援のポイント
 第4章 心疾患患者の不安と回避行動への支援
  1 導入―回避行動と不安の悪循環にどう向き合うか
  2 事例:20代男性・Kさん(拡張型心筋症,VAD装着)
  3 専門家からの行動コンサルテーション
  4 ターゲット行動・要因のリスト化
  5 ケースフォーミュレーション
  6 行動目標の設定
  7 支援の実際
  8 支援のポイント
 第5章 糖尿病患者の運動習慣への支援
  1 導入―失敗による不安と回避行動の強化
  2 事例:50代男性・Mさん(2型糖尿病)
  3 専門家からの行動コンサルテーション
  4 ターゲット行動・要因のリスト化
  5 ケースフォーミュレーション
  6 行動目標の設定
  7 支援の実際
  8 支援のポイント
 第6章 脳卒中後のリハビリ継続支援(松岡志帆)
  1 導入―行動を促進しやすい環境と支援のデザイン
  2 事例:60代男性・Aさん(脳梗塞の後遺症)
  3 専門家からの行動コンサルテーション
  4 ターゲット行動・要因のリスト化
  5 ケースフォーミュレーション
  6 ABCDEモデルを踏まえた考察
  7 想定される対策
  8 行動目標の設定
  9 支援の実際
  10 支援のポイント
 第7章 軽度認知障害(MCI)患者のセルフマネジメント支援
  1 導入―不安よりも「いまできること」に目を向ける支援とは
  2 事例:70代女性・Tさん(軽度認知障害)
  3 専門家からの行動コンサルテーション
  4 ターゲット行動・要因のリスト化
  5 ケースフォーミュレーション
  6 行動目標の設定
  7 支援の実際
  8 支援のポイント
 第8章 肺がん患者の禁煙支援(副島沙彩)
  1 導入―限られた時間のなかで,患者の準備段階を踏まえたアプローチ
  2 事例:60代男性・Sさん(肺がん)
  3 専門家からの行動コンサルテーション
  4 ターゲット行動・要因のリスト化
  5 ケースフォーミュレーション
  6 行動目標の設定
  7 支援の実際
  8 支援のポイント
 第9章 多職種チームで活かす行動科学
  1 行動科学を「多職種チーム支援」に活かすとは
  2 事例(1):看護師が医師に働きかけたケース―患者の「訴え」にどう向き合うか
  3 事例(2):心理師が看護師に働きかけたケース―「やってもらえる」環境からの自立を促す
  4 行動コンサルテーションがもたらす可能性
 終章 医療における行動科学の未来
  1 改めて「行動科学」とは
  2 専門職として「支援力を鍛える」
  3 専門職として「自分の行動を振り返る」
  4 おわりに