失音楽症**新興医学出版社/佐藤 正之/978-4-88002-944-3/9784880029443**

販売価格
5,500円(税込み)
編著
佐藤 正之(国立研究開発法人国立長寿医療研究センターもの忘れセンター)
出版社
新興医学出版社
分野
リハビリテーション技術

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特集
新刊
販売期間
2026/07/27~
商品コード
9784880029443
発行 2026年7月
判型:A5判 224頁
ISBN 978-4-88002-944-3

河村満先生、ご推薦!

脳梗塞のあと、音楽が音楽として感じられなくなった。よく知っていたはずの曲なのに、聞いてもその曲とわからない。本書は、こうした脳の障害により生じた失音楽症例1つひとつから、脳がどの局在とネットワークでもって、音楽を認知するのか紐解きます。
脳神経内科医にして音大卒でもある著者が、医学と音楽双方の専門的視点から見出す音楽の脳科学。
さらに、著名な音楽家の失音楽症例、音楽能力評価の検査、音楽認知の脳賦活化実験などの知見も網羅しました。
音楽という一専門分野から、人間の脳の可能性や奥深さが見えてくる、唯一無二の「失音楽症」成書です。

【目 次】
推薦の序(河村 満)
はじめに

第1章 失音楽症の歴史的症例
 前奏 失音楽症とは
 1.脳に閉じ込められた音楽―ラヴェル―
 2.失語症と作曲能力―シェバリーン―
 3.右半球の障害と作曲能力―山田耕筰―

第2章 失音楽症の自験例
 失音楽症の評価に用いられる検査
 CASE 1.混線するメロディ―両側側頭葉前部の梗塞―
 CASE 2.ある日突然,音痴になった―両側側頭葉の梗塞による聴覚失認―
 CASE 3.左手で弦が押さえられなくなったヴァイオリン奏者―脳梁梗塞による脳梁離断症候群―
 CASE 4.本態性音楽性幻覚―難聴がなく脳病変を持たない幻聴―
 CASE 5.歌唱てんかん―発作時に意識を保ったまま歌う―
 CASE 6.演奏時の拍の障害―2回にわたる脳梗塞―
 CASE 7.生来の音楽能力の障害―先天的な発達障害―
 失音楽症例から探る音楽の脳内機構

第3章 音楽鑑賞の脳内機構
 CASE 8・9. 脳が音楽美を失うとき―音楽無感症(musical anhedonia) ―

第4章 絶対音感の脳内機構
 CASE 10.脳損傷による絶対音感(AP) の喪失

第5章 脳賦活化実験からみた音楽認知の脳内機構
 音楽認知に関連した脳賦活化実験とその他の研究

終章 音楽の受容と表出のメカニズム
 音楽と脳はどこまでわかったか

文献
あとがき―神は与え,そして奪い給う―