脳・神経科学 集中マスター**羊土社/真鍋 俊也/9784897069388**

販売価格
4,180円(税込み)
バイオ研究マスターシリーズ
編著
真鍋 俊也
出版社
羊土社
分野
 
生命科学(ライフサイエンス)

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販売期間
2005/05/01~
商品コード
9784897069388
発行 2005年5月
ISBN 978-4-89706-938-8
歴史がわかればこんなにおもしろい!歴史から最新トピックスまで一気に学べる,シリーズ第3弾!!多様な脳神経科学も,歴史からひも解けばすんなり理解できます!ニューロン命名に始まる100年の歴史から,最先端の解析技術までをダイジェストにご紹介.アプローチに富む脳・神経科学のエッセンスが,本書でまるごと理解できます!

歴史編1.研究の歴史 脳神経研究100年の歴史 1.神経興奮とシナプス研究の歴史 2.脳および中枢神経機能研究の歴史2.革新的実験法から最新技術まで 神経科学を拓き,支えている先導的研究手法 1.目的にあう標本を手にする 2.よく見る 3.生きた活動を記録する?分子・細胞,そして脳丸ごとのレベルで 4.操作・撹乱を加えるレビュー編第1章 脳神経系の機能形態学?神経細胞の発火の時空間的パターン 1.純タンパク質性プローブ 2.膜電位センサー 3.Ca2+センサー 4.シナプス伝達のセンサー第2章 脳・神経系の発生学?脳はどのようにしてできるのか? 1.神経管のパターン化による脳の領域形成 2.神経細胞の増殖と分化 3.発生中の大脳皮質におけるニューロンの移動 4.最近の知見と今後の展望第3章 神経回路形成 1.神経回路の形成に必要な要素 2.軸索ガイダンス分子の多様性と作用様式 3.今後の展開第4章 イオンチャネルと神経情報伝達 1.イオンチャネルとは 2.神経情報伝達の基本 3.薬剤のターゲット 4.神経細胞活動のシミュレーション 5.今後の研究の1つの方向性?神経細胞集団の解析第5章 シナプス伝達と可塑性の新しい概念 1.カンナビノイドを介したシナプス前性の可塑性制御機構?シナプス後部から前部への逆行性伝達2.グルタミン酸受容体を介したシナプス後性の可塑性制御機構?受容体の数による伝達調節 3.今後の研究の展開第6章 遺伝子操作動物を用いた脳研究 1.遺伝子操作動物を用いた脳研究の歴史 2.遺伝子操作マウスを用いた小脳の機能解析 3.今後の研究の展開第7章 高次脳機能を探る?帯状皮質運動野を例として 1.帯状皮質運動野の神経連絡 2.帯状皮質運動野の機能的役割 3.今後の研究の展開第8章 脳神経疾患研究?神経系の遺伝性変性疾患を中心に 1.病気を科学する 2.機能解剖学と病気 3.異常沈着物.封入体の科学 4.ポリグルタミン病?ヒトの遺伝学によって初めて明らかにされた新たな突然変異 5.筋ジストロフィー?ポジショナルクローニングの衝撃 6.イオンチャネルと病気?チャネル病 6.RNAと病気UP TO DATE最新トピックス 1.おとなでも起こる神経新生 2. 神経を発生させる遺伝子が精神も司る 3. タンパク質も分解する軸索ガイダンスシグナル 4.脂質ラフトは成長円錐による軸索ガイダンスの担い手 5.ガイダンス分子受容体がR-RasのGTPase活性化タンパク質そのものだった 6.多才なCRMP2?軸索応答媒介と細胞極性にかかわる多機能分子 7.新規イオンチャネル,TRPチャネルファミリー 8.生きた神経細胞の電気活動を見る技術,スライスパッチ 9.神経細胞の電気的活動のシミュレーションーその基本的な考え方 10.生体内の神経活動をまねる手法,ダイナミッククランプ 11.イオン透過型グルタミン酸受容体の隠れた機能 12. AMPA受容体をシナプス後膜に集める分子群の発見 13.遺伝子発現の誘導・停止でわかった記憶のメカニズム 14.統合失調症モデルマウスの開発 15.シナプスを乗り越えて染色する?トランスシナプティックラベル法 16.報酬のためにがんばる強化学習