抗菌薬つぎの一歩**南山堂/監:三鴨 廣繁/9784525503512**

販売価格
2,090円(税込み)
ナースのための
編著
監:三鴨 廣繁
出版社
南山堂
分野
 
感染症・感染管理

数量

販売期間
2011/08/01~
商品コード
9784525503512
発行 2011年8月
ISBN 978-4-525-50351-2
『ナースのための 抗菌薬はじめの一歩』の続編.抗菌薬の適正な使用についてかわいい漫画とイラストで臨床の疑問を解決できる一冊.『はじめの一歩』では抗菌薬の適正な使用方法について解説したが,本書では配合変化,相互作用などの抗菌薬使用上の管理および感染症にかかわる検査を中心に解説した.

第1章 抗菌薬の管理1 抗菌薬を溶かしてから…… ・注射薬を溶解したり混ぜたりするときに注意することは何ですか? ・菌を殺すための薬である抗菌薬なら,細菌が混入しても問題ないのではないですか? ・細菌汚染を避けて保管すればよいのなら,まとめて抗菌薬を溶解したいのですが.2 抗菌薬の点滴に順番はある? ・そもそも,抗菌薬を2種類も使う必要があるのですか? ・投与順序を考慮しないといけない併用例には,何がありますか? ・注射用抗菌薬の点滴時間って大事なのですか?3 抗菌薬の配合変化 ・パシル点滴静注液は側管から投与してはいけないのですか? ・パシル以外の抗菌薬で配合変化に注意しなければならないものはありますか?4 抗菌薬と一緒に使えない薬 ・注射用抗菌薬と,てんかん内服薬との併用に問題があるのですか? ・抗菌薬と一緒に使ってはいけない薬は,ほかにもありますか?5 抗菌薬の希釈濃度 ・シプロキサン注は希釈する必要がないのですか? ・希釈濃度を濃くすることによって,血圧などへの影響はないのですか? ・希釈する場合は,どのような方法があるのですか?6 抗菌薬の皮内反応? ・数年前までは,どこの病院でも皮内反応試験をしていませんでしたか? ・何のために皮内反応試験を行っていたのですか? ・皮内反応試験はまったく必要ないということですね?7 抗菌薬の使用量が増えるとき ・最近,バンコマイシンの投与量が増えてきたのはなぜですか? ・バンコマイシンの投与量はどのように決めているのですか? ・投与の時間とは具体的にはどんなことですか?8 体の中での抗菌薬の動き ・抗菌薬の臓器移行性って何ですか? ・臓器移行性はどうやって決まるのですか?9 注意が必要な下痢とは ・まずは下痢止めが必要ではないのですか? ・感染経路とその対策について教えてください. ・クロストリジウム・ディフィシル腸炎を増大させるリスクは何かありますか?10 苦い抗菌薬と甘い抗菌薬 ・薬は水でのんだ方がいいのですか? ・クラリスDSはどうして苦くなってしまったのですか? ・抗菌薬の効果も変わってしまうのですか?第2章 感染症にかかわる検査11 検査の基本と髄液検査 ・感染症が疑われる患者さんが来た場合,検査が先ですか? 抗菌薬の投与が先ですか? ・どんな時に髄液の検査をしないといけないのですか? ・髄液検査で,看護師が注意しないといけないことって何ですか?12 抗菌薬選択のための検査 ・どうして肺炎の患者さんに尿の検査が必要なのですか? ・感染症患者の診療では画像検査が大切な場合もあるのですか? ・培養検体をとるときに注意しないといけないことってありますか?13 抗菌薬治療とCRP ・CRPってよく使われるのですが,感染症とは関係があるのですか? ・CRP値が感染症の治療経過と結びつかないことがあるように思うのですが……? ・プロカルシトニンとはどんな検査ですか? CRPと何か違うのですか?14 血培2セット? 熱もないのに? ・血培をする感染症にはどんなものがありますか? ・2種類のボトルに採血しなければいけないのはなぜですか?コラム・感染管理の資格・何が問題なんですか?・手洗い石けん・点滴できてない……・ゲル派? 液体派?・スポーツドリンクってアルカリ性ではないの?