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心的外傷後成長ハンドブック**医学書院/【監訳】/宅 香菜子(オークランド大学心理学部・アシスタントプロフェッサー)/清水 研(国立がん研究/9784260016391**

販売価格
5,500円(税込み)
耐え難い体験が人の心にもたらすもの
編著
【監訳】/宅 香菜子(オークランド大学心理学部・アシスタントプロフェッサー)/清水 研(国立がん研究
出版社
医学書院
分野
 
精神医学

数量

販売期間
2014/01/07~
商品コード
9784260016391
発行 2014年1月
ISBN 978-4-260-01639-1
人生で出合う過酷な経験は人間を成長させる
災害や事故、大切な人の死などは人生にとって過酷な体験であり最大の苦しみであるが、一方でそこから精神的な成長がもたらされることは古くから経験的には知られてきた。本書は学術的には20年ほど前から研究されてきたPTG(Posttraumatic Growth)についての入門書。原著者はこのテーマの第一人者であり、PTG評価尺度の考案者でもある。

【目次】
第1部 心的外傷後成長-理論と方法
第1章 心的外傷後成長の基礎-発展的枠組み
第2章 レジリエンスと心的外傷後成長-回復,レジリエンス,そして再構成
第3章 人生で出合うストレスフルな経験後の成長を測定するうえで生じる問題点
第4章 失ったものについてもう一度語ること-心的外傷後のナラティブのなかで育まれる成長
第5章 認知的枠組み(スキーマ)の変化という視点から見た心的外傷後成長
第6章 大きな喪失によって引き起こされるさまざまな結果や心的外傷後成長

第2部 特別な文脈における心的外傷後成長
第7章 スピリチュアリティ
-心的外傷後成長へと続く道筋なのか,それとも衰退へと続く道筋なのか?
第8章 がん患者の心的外傷後成長
第9章 死別と心的外傷後成長
第10章 戦争後の心的外傷後成長
第11章 HIV/AIDSとともに生きる過程で生じるポジティブな変化
第12章 災害および非常事態にかかわる職務からの心的外傷後成長
第13章 ホロコーストからの生還-小児生存者の心的外傷後成長
第14章 子どものレジリエンスと心的外傷後成長

第3部 心的外傷後成長の臨床への応用
第15章 エキスパート・コンパニオン-臨床実践における心的外傷後成長
第16章 心的外傷後成長とゆるしとの関連性-直観的な真実
第17章 心的外傷後成長と心理療法
第18章 レジリエンスと心的外傷後成長-構成的ナラティブの見通し