てんかん診療 はじめの一歩**中外医学社/榎 日出夫/9784498228603**

販売価格
3,300円(税込み)
編著
榎 日出夫
出版社
中外医学社
分野
 
脳神経科学・神経内科学

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書籍版 販売期間
2016/05/30~
JANコード
9784498228603
商品コード
9784498228603
ISBN 978-4-498-22860-3
サイズ:A5 / 200p

てんかんの臨床家を目指す若手医師に向けて,「子どものてんかん」をライフワークにする著者が,その診療に関する知識と考え方を,親しみやすい文体でわかりやすく解説.

プロローグ 小児神経科医のお仕事第1章 はじめの一歩の質問集 1 治りますか? 2 救急車呼びますか? 3 発作のときどうしたらいい? 4 どこが違うの? ひきつけ、けいれん、てんかん コラム Epiじゃなくて、けいれんでしょ 5 発作のとき、口に何か入れますか? 6 薬を飲むと治るんですか? コラム 過去・現在・未来の質問を受けて第2章 てんかんは診断学が決め手 1 てんかんは「ひとつの病気」ではない 2 正しく分類できると、正しく治療できる コラム 遠くから受診される患者さん 3 脳全体の発作か、脳の一部分の発作か 4 「黙って坐ればぴたりと当たる」なんてことはない 5 発作を観察しよう コラム 新米医師 お母さんたちの観察力に驚嘆 6 てんかん発作は「陽性症状」を探せ 7 発作型診断のピットフォール 8 発作症候を時系列でとらえる 9 「いつ」、「何をしているとき」発作は起きるか 10 脳波は重要、されど過信せず 11 見過ごされるてんかん発作 12 初回の発作はてんかんか 13 2回目の発作はいつ出現するのか コラム てんかんと頭痛第3章 発作の増加要因は何か 1 発作の誘発因子を知る 2 よく眠るのも治療のうち 3 テオフィリン関連けいれん 4 抗ヒスタミン薬による誘発 コラム 薬剤誘発 昔話では片づけられぬ 5 抗てんかん薬による発作の増悪 6 光刺激で誘発される発作 7 胃腸炎で出現する発作第4章 日常生活を指導する 1 プールに入ってもいいですか コラム てんかんの消失 2 暑い時期、汗は出てますか 3 薬を吐いてしまったとき コラム てんかんの子どもの予防接種に慎重だった時代 4 予防接種で発作は増えるか コラム Dravet先生に日本酒を勧めた夜 5 予防接種は「注意」して実施 6 子どもの細菌性髄膜炎が減っている コラム 「知らぬがゆえの不安」という障壁第5章 シンプル処方でいこう 1 シンプル処方で薬剤数を減らす 2 シンプル処方のタイムリミットを考える 3 シンプル処方の用量は十分に 4 苦しまぎれの合理的併用 5 やっかいな相互作用 コラム 是非、この薬でお願いします第6章 薬物治療のヒント 1 初回発作で治療を開始するか 2 新規抗てんかん薬を使いこなす 3 新規抗てんかん薬の単剤治療 コラム 薬の副作用が気になります 4 薬疹は予測できるか 5 抗てんかん薬による体重変化 6 妊娠女性への抗てんかん薬治療 7 妊娠女性へのバルプロ酸という悩ましき問題 8 社会に飛び立つ前に「妊娠を予想した治療計画」を立てる第7章 てんかん外科で完治を目指せ 1 治療期間のタイムリミットを考える 2 てんかん外科手術の適応 コラム てんかん外科に慎重だった頃を自省する 3 社会に飛び立つ前に発作を止めたい 4 包括的てんかんセンターにおける小児神経科医の役割 5 てんかんはチームで診療 コラム 患者さんからの「フォロー」に応えたいエピローグ 社会に飛び立つ前に治療方針を決める索 引