ゼロから始める 補聴器診療**中外医学社/新田清一/9784498062726**

販売価格
4,620円(税込み)
編著
新田清一
出版社
中外医学社
分野
 
耳鼻咽喉科学・頭頸部外科学

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書籍版 販売期間
2016/10/20~
JANコード
9784498062726
商品コード
9784498062726
発行 2016年10月
サイズ B5 / 186p
ISBN 978-4-498-06272-6
補聴器診療の真の目的は「聴覚リハビリテーション」.補聴器診療は決して難しくありません.済生会宇都宮方式の聴覚リハビリテーションで,「なくてはならない補聴器」に!

CONTENTs第1章 はじめに:「なくてはならない補聴器」にするために 1.補聴器はなぜ「役に立たない」と言われてしまうのか? 2.‘ないよりまし’な補聴器,‘ない方がまし’な補聴器とは? 3.補聴器による聴覚リハビリテーションには,装用者の頑張りが必要であることを知らない 4.適切な補聴器診療には医師のイニシアチブが不可欠 5.補聴器診療の目的 6.補聴器診療の具体的な達成目標?きこえの力を最大限に引き出す補聴器診療の流れ第2章 補聴器による聴覚リハビリテーションの適応 1.補聴器の適応 症例2-1 軽度難聴例 症例2-2 片耳正常だが装用を強く希望した1例 2.両耳装用/片耳装用の適応第3章 説明と指導 1.医師による医学的説明の重要性 コラム3-1〔理論的背景〕 「週1回調整して3カ月通院」と「最初から補聴器を常用」の理論的背 景 コラム3-2〔理論的背景〕 「長時間装用を続けていくと,難聴の脳が変化して,不快感に慣れて いきます.」は本当か? 2.方針の提示と患者の選択 コラム3-3〔臨床のコツ〕 常用することや利得・出力を上げていくことを希望しない患者にはどう対 応するか?第4章 器種と装用耳の選択 1.型式選択の重要性 症例4-1 「補聴器をつけても聞こえない」:高度難聴にCIC 症例4-2 「補聴器をつけても聞こえない」:中等度難聴(水平型感音難聴)にオープン型補聴器 2.型式は,まず聴力レベルで選択する?できれば,少しゆとりをもちましょう 3.‘耳掛け型’が型式選択の基本 1 耳掛け型の特徴 コラム4-1〔豆知識〕 ‘見た目’に対する最近の補聴器メーカーの動向 コラム4-2〔アドバンス〕 Receiverincanal(RIC) コラム4-3〔豆知識〕 RICのちょっと知っておくといい話「ワイヤーの長さは慎重に決める」 4.耳掛け型以外の補聴器の特徴 1 耳あな型の特徴 コラム4-4〔豆知識〕 フルサイズの適応は限定的 コラム4-5〔マニアック〕 目立たない補聴器(IIC) 2 ポケット型の特徴 3 オープン型の特徴 5.器種選択における患者さんの希望はどうすべきか? 6.補聴器の器械として知っておきたいこと4つ ?チャンネル数,雑音抑制,ハウリング抑制,指向性 1 チャンネル数 コラム4-6〔マニアック〕 チャンネルとバンドの違い コラム4-7〔アドバンス〕 調整技術とチャンネル数の関係 2 雑音抑制機能 コラム4-8〔マニアック〕 雑音抑制機能の欠点を利用して,利得・出力調整に用いる 3 ハウリング抑制機能 コラム4-9〔アドバンス〕 ハウリング抑制機能の意外な落とし穴 4 指向性機能 コラム4-10〔豆知識〕 高性能な器種の選択方法 5 性能(チャンネル数,機能)の選択 7.器種選択の実際?当科の方法「比較試聴システム」 1 比較試聴システム導入の準備 2 比較試聴システムに用いる器種 3 補聴器の調整 4 比較試聴の実際 5 器種の決定 6 比較試聴システムによる実績 コラム4-11〔アドバンス〕 機能の比較試聴 8.装用耳の選択 1 両耳装用と片耳装用について 2 現在の当科における両耳/片耳装用の選択方法:両耳/片耳の比較試聴 3 片耳装用を希望された場合の装用耳の選択第5章 調整とその評価 1.最終の到達目標とその評価法を知る 2.初回調整 3.再調整 4.最終確認 5.定期的なフォローアップ第6章 当科補聴器外来の実際?外来運営にあたって留意したこと 1.耳鼻咽喉科医師(新田)が補聴器外来運営にあたって特に留意したこと 2.言語聴覚士(鈴木)が補聴器外来運営に関して特に留意したこと補章 補聴器適合検査参考資料文献一覧おわりに謝辞索引