注意欠如・多動症 -ADHD- の診断・治療ガイドライン 第5版**じほう/齋藤 万比古/978-4-8407-5467-5/9784840754675**

販売価格
5,280円(税込み)
編著
齋藤 万比古
出版社
じほう
分野
 
精神医学

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販売期間
2022/11/04~
商品コード
9784840754675
発行 2022年11月
判型:B5判 584頁
ISBN 978-4-8407-5467-5

編:齊藤 万比古 / 飯田 順三
子どものADHD診療の“現在地”がわかる!6年ぶりの改訂版

第4版の刊行後に、臨床では2剤の新薬が登場するなど大きな変革がありました。それらを含むADHD薬物療法や心理社会的治療の臨床経験が蓄積されてきたいま、子どものADHDにおける新たな診断・治療の方向性を明確にすべく、改訂されたのが本書です。第5版では、現在のADHDの臨床と研究の現状に即した現実的な内容にアップデートすることを目指し、実践的な検査法や評価尺度の開発・導入に関わる研究者や、各治療法について深く関与している第一線の臨床家など、多数の執筆陣へのアンケートをもとに新たなガイドラインを作成。豊富な解説がますます充実し、この1冊で子どものADHD診療が丸ごと理解できます。専用ウェブサイトからダウンロード可能な「患者用パンフレット」をはじめとする好評の「資料編」も引き続き収録。医療者や学校・児童福祉機関の職員、ADHD患者の家族など、ADHDに関わるすべての方に手にしていただきたい1冊です。

【目 次】
第1章 ADHDとはどのような疾患か
1.ADHD概念と形成史について
2.子どもの発達とADHD
3.ADHDの疾病構造
4.ADHD特性の脳科学的理解
5.ADHDとASDの併存をめぐる脳科学的理解

第2章 ADHDの診断・評価
1.ADHDの診断・評価法
2.ADHDの評価に用いる各種評価尺度
3.医学的・心理的検査
4.ADHDの早期発見
5.鑑別診断
6.併存症
7.ADHDをめぐる注目すべき課題

第3章 ADHDの治療・支援
1.心理社会的治療
2.薬物療法

第4章 子どものADHDの中長期経過および成人期のADHD
1.ADHDの中長期経過
2.成人期のADHD
3.成人期に初めて診断されるADHD

第5章 第4版から第5版へのガイドラインの改訂をめぐる検討
1.第5版ガイドラインへの改訂をめぐる検討―執筆者アンケートを通じて