在宅医療臨床入門 改訂2版**南山堂/和田 忠志/9784525208820**

販売価格
2,420円(税込み)
編著
和田 忠志
出版社
南山堂
分野
 
内科系 一般

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書籍版 販売期間
2018/04/06~
JANコード
9784525208820
商品コード
9784525208820
ISBN 978-4-525-20882-0
サイズ:A5 / 137p

現代型在宅医療の開拓者の一人である著者が在宅医療の導入から24時間対応,連携などまでを実用的な形で解説.具体的かつ実践的な内容にもかかわらず,在宅医療の理念や姿勢がおのずと身につく入門書.これから在宅医療に取り組む医師はもちろん,すでに関わっている医師も,悩んだ時には立ちかえりたい一冊です.

序 論 現代の在宅医療 旧来の「往診」による在宅医療と「現代の在宅医療」第1章 在宅医療の導入1 初診の患者さんに往診を行うべきか2 往診導入面接3 医療に関してネガティブな印象を持っている患者さんに対して4 訪問時の一般的な留意点5 初回訪問時の対応6 導入初期の臨時往診や臨時訪問看護第2章 在宅医療を行うにあたっての留意点1 医療材料や薬を自宅で取り扱うにあたって2 アナフィラキシーショックへの対応3 針刺し事故(血液体液暴露事故)4 交通事故への対応5 在宅医療現場で働く看護師の危険性への対応第3章 診 察1 必要な診療機器2 問診と家族からの病状聴取3 身体所見4 その他の身体所見5 複数医師による診察第4章 検 査1 在宅医療でどのような検査をするか2 導入時の情報取得と定期的な検査3 急性疾患への対応と自宅で可能な検査4 在宅医療における設備や病診連携の考え方第5章 家族のエンパワメント1 在宅医療を取り巻く環境と家族の境遇について2 家族の方法論を学ぶこと3 家族の構造変化を知る4 家族には歴史がある第6章 緩和ケア1 「バーチャルな告知」の現実2 せめぎあいとの対面3 人間関係の中で死のあり方を選択していくこと4 自己決定はしばしば社会的なものである5 家族への対応6 独居者の在宅医療7 在宅医療ではがんがあまり痛くないかもしれない話8 非がん患者の緩和ケア9 在宅緩和ケアにあたっての私たちの価値観について第7章 24時間対応1 24時間対応は日中の診療内容と不可分である2 あおぞら診療所の医師の夜間呼び出しの実態について3 電話を受ける手法4 病院連携第8章 訪問看護師との連携1 訪問看護ステーション制度2 訪問看護の適用3 「医療機関から行う訪問看護」と「訪問看護ステーションから行う訪問看護」4 医療サポートとケア全体の構築を訪問看護師に期待する 5 本人と家族の支援6 24時間対応7 訪問看護ステーションとの情報交換8 医療処置などについて9 訪問看護ステーションの選定10 在宅療養現場での看護師労働の危険性についての配慮第9章 薬局連携と処方1 面分業2 在宅医療における薬物療法の技術特性3 訪問薬剤指導4 在宅医療における投薬知識5 デッドストックへの配慮6 ホームヘルパーによる服薬介助7 訪問看護との業務分担と連携8 サービス担当者会議等への出席第10章 歯科連携1 在宅生活の基本的条件としての「食べること」2 歯科適用について3 歯科医師にどのような情報を提供するか第11章 社会資源活用1 介護支援専門員(ケアマネジャー)との連携2 地域包括支援センター3 障害福祉制度の活用4 生活保護制度5 成年後見制度6 生活福祉資金(長期生活支援資金)貸付制度7 生命保険と住宅ローンについて第12章 虐待への対応1 虐待の定義を知る2 居宅での虐待のパターン認識と対応3 多職種連携とカンファレンスの重要性4 具体的な支援について第13章 後継者を育成する1 学生実習2 臨床研修あとがき索 引