小児麻酔マニュアル 改訂7版 日本版**南山堂/宮坂 勝之/9784525309213**

販売価格
11,000円(税込み)
編著
宮坂 勝之
出版社
南山堂
分野
 
麻酔科学・ペインクリニック

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販売期間
2019/06/06~
商品コード
9784525309213
ISBN 978-4-525-30921-3
サイズ:A5 / 718p

小児麻酔マニュアルの初版が,トロント小児病院麻酔科マニュアルとして1979年に出版されてから約40年.著者らの確かな考え方と実績をもった臨床経験が共有できるように,理論だけに偏ることのない実践的な情報をまとめた.これまでの訳注や巻末資料を本文中に取り込むと同時に,最新の日本の実状に合わせ,翻訳版から日本版へ内容を更新させた.目次略語一覧本書を利用するにあたってPrologue 小児麻酔の心構えChapter 1 小児麻酔の基礎 1.麻酔が心理面,情緒面へ与える影響 2.手術に向けての患児の心の準備 3.術後管理Chapter 2 小児麻酔に関連した解剖学,生理学 1.小児新生児医療での年齢区分など 2.中枢神経系 3.頭蓋と頭蓋内圧 4.脳血流と脳室内出血 5.脳脊髄液と水頭症 6.眼 7.呼吸器系 8.心血管系 9.代謝:水分電解質バランス10.体液の構成と調節11.体温保持の生理学Chapter 3 小児麻酔の薬理学 1.投与経路 2.投与された薬剤の分布 3.薬物代謝と除去 4.麻酔で使われる薬剤Chapter 4 小児麻酔での技術と手技 1.手術に向けてのルーチン準備 2.気道の管理 3.その他の管理 4.外来麻酔,手術(日帰り手術)の麻酔Chapter 5 区域麻酔法 1.局所麻酔薬 2.疼痛管理で用いる区域麻酔法 3.乳児,小児での区域麻酔手技のアウトラインChapter 6 麻酔管理に影響する医学的状況 1.上気道感染症 2.喘 息 3.?胞性線維症 4.ラテックスアレルギー 5.ダウン症候群 6.肥満児 7.悪性高熱症 8.筋ジストロフィー 9.ミトコンドリア筋症10.脳性麻痺(痙攣を伴う・伴わない)11.非定型的血漿コリンエステラーゼ12.血液疾患13.糖尿病14.悪性疾患(がん)15.移植を受けた患児Chapter 7 術後管理と疼痛管理 1.術後回復室(PACU) 2.疼痛管理 3.手術後の痛みChapter 8 脳外科および侵襲的神経放射線検査時の麻酔 1.基本事項 2.麻酔管理 3.輸液と頭蓋内圧調節 4.水頭症 5.頭蓋骨癒合症 6.脊髄形成異常症:脊髄髄膜瘤(二分脊椎),脳瘤(脳ヘルニア) 7.アーノルド・キアリ奇形 8.脳腫瘍と血管性病変 9.頭蓋咽頭腫10.Galen静脈瘤11.皮質脳波検査,てんかんの手術12.脊髄腫瘍と脊髄係留13.痙性に対する選択的脊髄神経後根切断術14.小児侵襲的神経放射線治療の麻酔Chapter 9 眼科手術の麻酔 1.基本事項 2.斜視手術 3.眼球内手術,緑内障および腫瘍の麻酔下診察,検査 4.鼻涙管のブジー:霰粒腫切除 5.穿孔性眼外傷 6.未熟児網膜症に対するレーザー治療 7.放射線療法の麻酔 8.視覚誘発電位,網膜電図検査法の麻酔Chapter 10 耳鼻咽喉科手術の麻酔 1.基本事項 2.後鼻孔閉鎖 3.鼻咽頭腫瘍 4.鼻の手術 5.機能的内視鏡下副鼻腔手術(FESS) 6.扁桃およびアデノイド摘出術(T&A) 7.耳の手術 8.内視鏡検査 9.気道感染症10.声門下狭窄Chapter 11 歯科の麻酔 1.基本事項 2.全身麻酔管理 3.深い鎮静下での管理 4.先天性心疾患症例Chapter 12 形成外科手術の麻酔 1.基本事項 2.口唇裂・口蓋裂 3.下顎骨折 4.熱傷後の再建手術 5.広範頭蓋顔面再建手術 6.頸部腫瘤――?胞性ヒグローマと頸部奇形腫 7.EXIT手術─―ex utero intrapartum treatmentChapter 13 一般および胸・腹部手術の麻酔 1.基本事項 2.乳児,小児に対する低侵襲/内視鏡下手術 3.新生児期に手術を必要とする先天性奇形症例 4.その他の広範な胸・腹部病変と手術 5.一般に行われる小手術Chapter 14 心臓外科手術および循環器内科領域の麻酔 1.先天性心疾患の小児 2.麻酔管理上の基本事項 3.麻酔管理 4.心臓手術後管理の原則 5.各種心臓手術の麻酔 6.開心術の麻酔各論 7.心臓移植 8.心肺移植,肺移植 9.循環器内科処置10.電気生理学的検査11.カルディオバージョン(Cardioversion)12.心臓MRI時の麻酔13.先天性心疾患症例での非心臓手術の麻酔Chapter 15 整形外科手術 1.基本事項 2.種々の整形外科手術と麻酔上の注意点 3.四肢骨折 4.後側弯症Chapter 16 泌尿器科検査および手術の麻酔 1.基本事項 2.腎機能が正常な小児 3.腎機能低下または腎不全の小児 4.腎移植Chapter 17 外傷,火傷,熱傷患児の管理 1.広範外傷 2.軽度外傷Chapter 18 手術室を離れての麻酔 1.手術室を離れての麻酔 2.手術室を離れての麻酔(遠隔麻酔)実施上の決まり 3.検査などの麻酔 4.放射線治療 5.侵襲的小児科的検査・治療(腫瘍科) 6.日本の小児の鎮静下検査処置と小児麻酔科医Appendix A 特殊疾患・症候群の麻酔Appendix B 心肺蘇生法,心肺停止防止(分娩時の新生児蘇生を含む) 1.呼吸停止の判断 2.心停止の予防 3.心肺蘇生法(小児) 4.二次救命処置 5.薬物治療 6.自動体外式除細動器(automated external defibrillator;AED) 7.新生児蘇生Appendix C 麻酔関連薬剤通常使用量 1.術 前 2.術 中 3.術 後 4.乳児,小児の血管作動薬静脈内持続投与(希釈の仕方) 5.出血を減少させる薬物Appendix D 気管切開,CTT,RSI,経鼻挿管/産科麻酔,無痛分娩,胎児麻酔 1.気管切開と麻酔 2.産科麻酔,無痛分娩,胎児麻酔Appendix E 小児麻酔での筋弛緩薬と神経筋機能(筋弛緩)モニターの使い方 1.基本事項 2.実際の応用にあたって